平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
「明けない夜はない」これはシェイクスピアの作中に登場する名言になります。言葉通りどんなに絶望的な暗闇もいつかは終わり希望の光が射すことを意味していますが、日本人としても吉川英治さんが「朝の来ない夜はない」という名言を残しています。どちらも非常に前向きな言葉ではありますが、やはり私はゲーマーとして【龍が如く7】の春日一番が最後に言っていた「どん底から見える景色ってのは真っ暗じゃねえ。地に足付けて上を見上げりゃ希望で輝いてんだ」というのが最もカッコいい台詞だと思っています。ちなみにテニス漫画の「見上げてごらん」では緊張のシーンで上を見上げることで肩の筋肉が弛緩してリラックス効果があるということを説明しています。人生に行き詰まったときは"見上げてごらん"が良いのかもしれませんね!
上ではなくモニターを見つめてごらんの【アサシンクリード ミラージュ】最終回です。
〜イマジナリーフレンド〜
隠れし者の本拠地であるアラムートの地下にあるというバシムの秘密を解き明かすために、ネハルと共に久しぶりの帰還をしました。しかしその本拠地は結社によって襲撃を受けています。敵を退けながらアラムートの地下にある神殿の入口を解き明かしましたが、それを止めようと師匠のロシャンと対峙します。ロシャンも倒すといよいよ神殿へと足を踏み入れることになりました。
でっかい扉ですね!
神殿への巨大な扉はバシムの血を付けた手で触れることで開くことが出来ます。ネハルの協力で扉を開くと、中の部屋は足場が崩れた状態になっていました。奥に進むために上手く飛び移れる足場を探していきます。
痛った〜い!(笑)
動力源は血液?
底が見えませんね。落ちたら即死でしょう。
崩れた瓦礫の先にある部屋には祭壇のようなものがありました。その祭壇が開くと、中から現れたのは一緒にここまで来たはずのネハルでした。それを見た瞬間にバシムはこれまでの記憶が呼び起こされますが、そこではここまで話をしてきたネハルが透明になって消えていく描写が映ります。これは実はネハルは実在しない人物だったということが描かれています。そういえばネハルがバシム意外のキャラクターと話をしているのを見たことがありません。つまり、ネハルはバシムにだけしか見えていないイマジナリーフレンドだったということです。
祭壇というか、人間を冷凍睡眠させる装置?
ネハル!?さっきまで後ろに居たのに!
まさか、これまでずっと独り言だったの?変な人みたいじゃないですか…(笑)
そうなるとこの言葉の意味は変わってきますね。
彼女の正体は一体何なのでしょうか?これはあくまで私の予想ですが、彼女はアニムスを使ってバシムの記憶に入っているアサシン教団の人間なのではないでしょうか?(これまでのアサシンクリードシリーズではテンプル騎士団、アブスターゴ社、アサシン教団などの裏稼業の組織による世界の支配権を巡った現代パートがあり、そのために過去の人物の記憶に入り込んでいるという設定です。今作では現代パートが無いのがずっと気になっていましたが…)そんなネハルは手にアーティファクトを持っており、それをかざすとカリフの元で見たような立体投影が現れます。その立体投影では拷問を受ける囚人が見れますが、その囚人はバシムの前世のようです。
それは結社が探していたアーティファクト!
バシムは前世では奴隷だったようです。そもそもバシムの前世とは…?
そしてバシムは結社の幹部を倒した時に行っていた精神世界に行きます。バシムも混乱しているようですが、精神世界ではこれまでの記憶と共に葬り去った結社の幹部が現れます。
ジンニーに苦しめられた記憶を乗り越えようとしているようです。
その幹部達を越えた先には崖がありました。その崖からイーグルダイブで飛び降りると、そこにはこれまでバシムを苦しめてきたジンニーの姿があります。バシムはジンニーに近づくと、記憶の中に居て欲しいと語りかけました。
拒絶するのではなく受け入れようということですね。ジンニーもバシムの一部ですから。
バシムがジンニーとの対話を終えると、今度はネハルが現れます。ネハルは自分がバシムの生き写しだと告げると、2人は交わって1人の人物となっていきます。そして精神世界から脱して陽の光を浴びることになりました。
そろそろオカルトパートもおしまいですね。
ジンニーもネハルもバシムのイマジナリーです。
洞窟から出たバシムの目には疲れきった隠れし者達の姿がありましたが、既にそこには結社の姿はありませんでした。隠れし者はアラムートの立て直しをすることになり、ロシャンはここを去ることになりました。
全滅は免れたようですね。なんとか立て直せそうです。
アブスターゴ社と結社には寝返らないでくださいね!(笑)
かつての記憶を取り戻したバシムは再びどこかで会うであろう結社との戦いに向けて再び準備をすることになります。しかしその役目はバシムではなくプレイヤー側に委ねられることになりますね。再びどこかの時代、どこかの街で歴史と向かい合いながらアサシンとして行動をしていくことになります。
これはオリジンズの事でしょうかね?
では、新たな世界へ(次回作へ!)
これでこのゲームはエンディングとなります。とてつもなく長いエンドロールを見終わると、再びバグダッドに戻ります。バグダッドの街を再び見て回るのも良いのですが、私の日記はここまでとなります。
早送りしても終わらないエンドロール(笑)
ここからはバグダッド歴史探訪をどうぞ!
ということで、【アサシンクリード ミラージュ】は以上で完結となります。これまでのアサシンクリードシリーズと比べるとかなりギュッと短くなっていた作品ですね。初代リブートというところも面白かったと思いますが、プレイ後の感想は次回ということにします。
ではまた。Shukran!(ありがとう!)