サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

アサシンクリード ミラージュ プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

前回【アサシンクリード ミラージュ】をクリアすることが出来ました。最後は少しだけオカルト要素もありましたが、作品を通してバグダッドを支配しようとする結社との激しいやり取りをお届けすることが出来たかと思います。さらにヴァルハラで活躍したバシムの成長物語ということで若さゆえの悩みなども描かれていましたね。

アサシンの成長と葛藤を描いていく【アサシンクリード ミラージュ】ストーリーの感想です。

 

〜ストーリー〜

舞台となるのは9世紀のバグダッド、若き頃のバシムはコソ泥としてスラム街で少しあくどい仕事などをやりながら生計を立てていました。そんなバシムにはバグダッドの街で暗躍している隠れし者に仲間入りするという目標がありました。


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若いうちはいっぱい夢を見た方が良いですよ!長い人生では失敗も糧になりますから。

 

自分の実力を見誤っていたバシムは、バグダッドを治めるカリフの宮殿へと乗り込みます。そこからお宝を盗み出そうとした際に、バシムは謎の仮面を付けた軍団(結社)がカリフに圧力をかけているのを見かけました。カリフと結社が部屋から居なくなったことを確認したバシムは盗みを実行しますが、その際に戻って来たカリフと揉めた末に一緒に盗みに入ったネハルがカリフを殺めてしまいます。


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自信が過信になると人は視野が狭くなります。


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彼の正体を知りたく無い方はここでページのスクロールを止めておきましょう!この記事は盛大なネタバレを含みますので。


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"ネハルが"殺したカリフね!

 

追われる身となったバシムはなんとかその場から逃げ出すことに成功しましたが、そんなバシムを炙り出そうとした衛兵達はバシムと仲が良かった孤児の子供達を虐殺して見世物にしました。もうここには自分の居場所は無いと感じたバシムは、仕事の斡旋をしてくれたデルヴィスの元で出会った隠れし者のロシャンに従い街を出ることにします。


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人生の師も多いに越したことはありません。

 

ロシャンに従い街を出たバシムは隠れし者の本拠地であるアラムートで修行をしていました。そしてバシムはとうとう念願だった隠れし者の試練を乗り越えて1人前だと認められます。その儀式の最中、同じ隠れし者の仲間がバグダッドの偵察業務から瀕死の状態で逃げ込んで来ました。バグダッドで何が起こっているのかを調査するために、バシムは師であるロシャンと老獪の隠れし者であるフラッドと共にバグダッドへ向かいます。


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健全な精神は健全な肉体に宿ると言いますが、その逆もまた然りです。


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何の因果か、再びバグダッドに戻って来ました。

 

バグダッドに到着した面々は隠れ家で作戦を立てました。まずはバグダッドから避難したヌルに協力をしていたベシに会いました。傭兵を引き連れたベシは隠れし者と共に結社に対抗していたようで、彼からは傭兵を雇うための術を学びました。


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ベジは野蛮そうな見た目とは裏腹に芯がある良い人です。

 

ベシの次は懐かしい人物に協力を仰ぎます。それはコソ泥時代のバシムに仕事の斡旋をしてくれていたデルヴィスでした。バシムが生きていたことを心から喜んでくれたデルヴィスは、引き続き協力をしてくれることを約束します。


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バシムにとっては親代りといったところでしょうか。

 

仲間を揃えるといよいよ本格的に結社の調査を開始します。最初の標的となったのはバグダッド北部を支配しているアル=グールです。その敵を追いつめるにはアル=グールに捕まっているレジスタンスのリーダー、アリが必要になりました。まずはアリを救出するために2度と出られないというダマスカス監獄へと潜入します。


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アリはカリスマ性はあります。ですが、たまに助けなければ良かったと思わされることもありました(笑)

 

監獄からアリを救出するとアル=グールを粛清するために隊宿舎へと向かいました。ここでアル=グールは人を雇っており、その労働者に採掘をさせています。古代のアーティファクトを掘り出すことに躍起になっていたアル=グールですが、人を犠牲にするそのやり方は隠れし者に粛清される対象になってしまいます。


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この作品の中ではこれがベストキルだと思います。超スマート!!!

 

アル=グールを粛清すると、次はアッバシアという地区に向かいます。この地区は学問が盛んな地域であり、知恵の館という施設が地区の中心となっていました。そして結社の魔の手はその知恵の館から地区全体に延びています。


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公共施設も支配下に治める結社の卑しさです。

 

このアッバシア地区の結社幹部は知恵の館で館長を勤めるファジルという人物です。結社ではアル=ラビスと呼ばれるファジルは学者としても優秀であり、そんな彼のもとには様々な人が集まってきます。しかしファジルはそれを利用して不正に貴重な書物を集めるのみならず、なんと人体実験まで行っていました。そんな人物をこのまま放っておけるはずもなく、彼が人体実験を行っている知恵の館の地下へと忍び込んで実験体のふりをして暗殺しました。


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不用意に見知らぬ人に近付いてはいけないという良い教訓ですね。

 

3人目の幹部はバグダッドの東側を治めるシャルキーヤ地区に居ました。そこでは先に現地へと向かっていたアリの部下が敵に捕まってしまいます。その部下を助ける最中に情報を集めていきますが、今度はベシが敵に捕まってしまいます。


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暴走するアリとなだめるフラッド&ベシという図です。こうして見るとベシはかなりまともな人ですね。

 

調査の結果、この地区を治める結社の幹部アル=マルディフワールがワシフという大将軍だということが判明しました。そのワシフがいる駐屯地はかなりの大きさを誇ります。潜入自体は必要最低限の暗殺で済ませるステルスを重視しましたが、捕まっていたベシがワシフに殺されてからはアリが大暴れしてステルスとは無縁のゲームになりました。


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殺されたのがもしアリだったら「まあ仕方ないかな(笑)」と思ったかもしれませんね。


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コレですからねぇ(笑)

 

アリ劇場(アリの大暴走状態)によりワシフを無事に撃破すると、4人目の幹部を倒しに商売の街カルフ地区へと向かいました。ここはバシムが幼少期を過ごした街のようで、幼馴染のコンから情報を仕入れることにしました。


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コンは中国人のようです。バシムとは悪友という感じですね。

 

中々にやり手であるコンの頼みを聞きながら、カルフで行われるバザールの情報を少しずつ集めていきました。すると結社の幹部がバザールで東方の髪飾りを競り落とそうとしていることが分かり、その髪飾りを横取りすることに成功しました。髪飾りを幹部に見せたいと言ってバザールにある結社の隠れ家に潜入すると、そこで暴れてニィンことアル=パリカーを撃破しました。


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競売には勝ちましたが、どうやら髪飾りは経費では落ちないようです。実費?パワハラだ!(笑)

 

これで4人の幹部全てを倒し、残るは結社の総帥であるアル=バハムートのみとなります。その正体をこれまでの情報収集の際に見かけたアリブ、ムハンマド、カビーハの3人に絞ったバシムは円形都市で彼らの調査を開始します。


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あんまり他との違いは分かりませんが、円形都市は貴族の街だそうです。ちなみにこの街は8世紀ごろに建築されたようですね。

 

調査の結果、カビーハが結社の総帥であるアル=バハムートだということが分かり、彼女が居る宮殿へと侵入しました。宮殿に仕掛けられた隠し扉から地下にある浴場に入ると、とうとうバグダッドに巣食う闇であるカビーハと対峙することになります。しかし彼女はバシムのことを特別な人間だといい、秘密を隠しているのは隠れし者だということをバシムに吹き込みます。その真相を知る前にロシャンがカビーハを仕留めたことで、バシムは余計にカビーハの言葉を気にする様になりました。


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カビーハはあまり敵という感じはしませんでした。どちらかといえばバシムを取り込もうとしているようです。

 

バシムは自らの目で真相を確かめる為に隠れし者がアラムートの地下に何を隠しているのかを見に行くことにします。しかし既にアラムートは結社の襲撃に合っており、まずは結社を退けることになりました。結社を退け導師ライハンを救出すると、満を持してアラムート地下にある神殿へと足を踏み入れます。


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バシムが鍵ですか。まあ主人公ですから!(笑)

 

アラムートの地下で結社を退けていよいよ神殿へ!と思いましたが、それを阻んだのは結社だけではありませんでした。師匠であるロシャンが最後の砦としてバシムの前に立ちはだかります。しかしこれまで様々な現場で実践経験を積んだバシムは既に師匠を超えていました。力ずくでロシャンを退けると神殿の中へと向かいます。


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ラスボスはロシャンです。師を越えて行けということですか。


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縛ろうとするほど反発されるんですよ。それが人間というものです。

 

神殿には装置が設置されていました。まるで急速冷凍により人間をコールドスリープに導きそうな機器からは、なんとこれまでバシムと行動を共にしてきたネハルが現れます。彼女はバシムをここに導くための存在であり、なんとこれまでバシム以外には見えていなかったようです。そこでバシムはネハルが手にしていた装置により自らの前世の記憶を見ることになりました。


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立体投影再び!時が違えばそういう趣向の人達かと思われますよ。


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自らの心と向き合うバシム。その行き着く先には…


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ネハルの姿がありました。彼女はバシムの生き写しだそうです。他の人達には見えていなかったのかもしれません。

 

バシムは心に巣食うジンニーを克服し、ネハルと1つになりました。これからバシムは紀元前のエジプトへと向かうことになるのでしょうが、時空を越えて結社と戦うそのアサシンの姿は、まるで作品を通して様々な世界へと飛び込む我々ゲーマーの姿のようにも感じます。

それでは、また新たな世界へ!


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我々はゲーム機があれば世界中どこにでも行けます!

 

以上が【アサシンクリード ミラージュ】の大まかなストーリーとなります。今作は【アサシンクリード ヴァルハラ】のキャラクターであるバシムの若き頃の英雄譚として描かれた作品になりますが、それと同時に現実パートが無いというこれまでのアサシンクリードシリーズからは少し違いがある様子からも、今後このバシムがどのようにシリーズに絡んでくるのかも楽しみになってきましたね。長いシリーズ作品としては確実に終演に向かっているのでしょうが、まだまだ良い意味で終わって欲しくない作品のひとつと言えるかと思います。

 

ということで、ストーリーに関しては以上となります。次回はキャラクターに関する感想です。

 

ではまた。


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