サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

アヴェウムの騎士団 プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

前回無事にクリアまでたどり着くことが出来ましたが、魔法のFPSは普通のFPSよりも難しく感じるところも多くあったくらいです。しかし魔法の世界が舞台になっているにも関わらず、むしろそれ故に余計に人として色々と考えさせられることも多い部分があったように感じる表現もありました。

そんな考えさせられるFPS【アヴェウムの騎士団】今回はプレイ後の感想となります。

 

〜ストーリー〜

まずはストーリーから振り返っていきたいと思います。主人公のジャックは貧困層に住んでいる孤児の1人でした。共に生活をしているルナ達と共に貧しいながらも楽しく生活をしていましたが、ルナの兵隊への入隊を控えたある日、その生活は突如として終わりを迎えることになります。


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慎ましくも楽しい幸せな時間でしたが…


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戦争被災者となってしまいました。

 

家族を失い打ちひしがれるジャックに声を掛けてきたのはルシウムが誇る魔法騎士団「不死の騎士団」の元帥であるカーカンでした。彼女はジャックが魔法の力に目覚めて暴走をしたところを見て、将来的に不死の騎士団に入ることを目標にジャックを育てることを決めます。


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どのみちジャックは行く場所もありませんからね。


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激しい修行を積むことになります。

 

そして5年の年月が流れます。凛々しく成長をしたジャックはいよいよ戦場へと送り込まれることになりました。しかしここでドラゴンとの激しい戦いによって森に連れ去られてしまいました。

運ばれた先の森では宿敵サンドラックの右腕と呼ばれている人物が遺跡からアーティファクトを持ち出しているのを目撃しました。果敢に右腕に戦いを挑むジャックですが、返り討ちににあってしまい無念の中カーカンの元へと帰還することになります。


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重要な人物とアイテムが同時に登場した回です。


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ドラゴンはしっかりと粛清しました!

 

ジャックはここでの戦いの功績が認められて不死の騎士団に入団するための試験を受けることになりました。パラソンという場所に向かうと、そこで先輩騎士団員のデヴィンと試験官のゼンダラと出会うことになります。ゼンダラの指示で入団試験となる軌跡に行き、無事に軌跡を駆け抜けると正式な騎士団員として認められることになります。


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先輩というより同僚っぽいですよね。それだけフレンドリーということでしょう。


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イヤミな人かと思っていましたが、実は当初からジャックを認めていたゼンダラ。"新入り"というのは悪口ではなく尊敬の意で言っていました。

 

正式に不死の騎士団へと入隊したジャックは早速作戦を言い渡されます。ゼンダラと共に敵となるラシャーンが前哨基地を建設したというペールの森へと向かうことになりましたが、なんとその森には敵将のサンドラックが居ました。やけに親しげに話し掛けてきたサンドラックですが、ジャックに敵を寄越すと自らはここから去ってしまいます。寄越された敵を倒したジャックですが、その衝撃で覆われたレルムという場所飛ばされペンタサードという魔法の神に会うことになります。


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思ったよりも敵感はありませんでしたが…


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やっぱり敵だー!(笑)


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ペンタサードには誰でも会えるという訳では無さそうです。主人公の特権ですね!

 

ペンタサードに会ったことでジャックはアヴェウムの仕組みをカーカンから聞くことになります。サンドラックが拘束石を使って魔法の源であるフォントを掌握しようとしていることをここで知りますが、その張本人から和平の協議をしようという提案を受けました。もちろん和平というのは建前上のものであり、実質的には力による支配になります。それを分かっていたカーカンは和平交渉の場での奇襲を画策することになります。


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ここら辺からサンドラックの暴走が顕著になっていきました。

 

奇襲は見事に失敗しました。カーカンは説明責任をとるためにルシウムの王族から呼び出しをくらってしまいます。残されたジャック達はサンドラックよりも先に拘束石を確保してしまうという作戦を立案し、それを実行するために拘束石の在り処を知っていそうな博学な人物として元騎士団員であるサデウスの元を訪ねることにしました。


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奇襲を力で突破されるといういちばんダサい結果でした(笑)

 

デウスを訪ねるためにまずは彼が最後に目撃されたオレメンの空島を目指すことになりました。レイラインに乗ってオレメンへ到着すると、そこではサデウスの友人だという女性ケンジーに出会います。その後の捜索の結果、残念ながらここにサデウスは居ませんでしたが、彼がアンダードウェルという場所に向かったということはわかりました。


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主要キャラっぽい登場でしたが、その後の活躍は…(笑)


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調査は大変でしたがゲームだと一瞬ですね。

 

今度はアンダードウェルへと向かうことになりましたが、ゼンダラの出身地であるカルザスの地下にあるアンダードウェルはマグナスの天敵であるアエロリが巣食うエリアとなります。例に漏れなくジャックもアエロリに狙われることになりますが、意外にもそのアエロリを束ねるルークとの対話の結果、サデウスの元へと案内してくれることになりました。


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見た目が怖く言葉も粗暴ですが話せば分かるアエロリのルーク。昔気質の職人ですかっ!?(笑)

 

ルークの案内でドレスニール山のカンデラへと足を踏み入れたジャックは、その火山の奥で部屋に引き籠もって研究をしているサデウスを発見しました。サデウスからはかつてアヴェウムで繁栄をしていたアスタリア人がサンドラックと同様にフォントを操ろうとして失敗をした結果滅んだことを学びますが、その話の途中で右腕が襲撃を仕掛けて来たことでサデウスは深手を負ってしまいます。そして右腕を追ったジャックはその右腕の正体がかつてセレンで生活を共にした旧友のルナだということに気付きました。


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追放されたと聞いていたので悪人を想像していましたが、話した感じはかなりまともな人でした。


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生きていたことも驚きですし、敵になっていることも驚きです!

 

ルナとはサデウスが使った魔法(マインドウォーク)によって通信が可能になっていました。それにより敵でありながらもジャックは自室で会話をすることが可能でした。しかしこれが後にとんでもないことを招いてしまいます。そんなことは知らずとりあえずルナのことは胸に仕舞って次の作戦を立てていきます。サデウスから拘束石を操る方法はオレメンにあるということを聞いた面々はオレメンに詳しいケンジーからの情報提供により大方の場所を特定することが出来ました。ラシャーンの艦隊を切り抜けてオレメンに到着したジャックは、そこにあった遺跡で古代のアリステヤ人が残した力を得ます。それは拘束石を操るか、もしくは破壊するかの2択となりますが、ジャックは操る力を選択しました。


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主人公っぽい特殊なスキルを入手しましたね!

 

皆には拘束石を破壊する力を手に入れたという嘘をつくことになりましたが、操れさえすればサンドラックさえも凌駕することが出来ます。ジャックはこの力を持ってサンドラックの元へと向かい、直接サンドラックを倒すことに成功しましたが、拘束石を持ち帰ったジャックに待っていたのは規律違反によりカーカンから叱責を受けるという罰でした。さらに追い討ちをかけるようにルナとの会話がデヴィンにバレてしまいパラソンからも追放されてしまいます。


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恐怖の対象がサンドラックからジャックに変わっただけでした。

 

良かれと思ってしたことが思わぬ反感を招いて落ち込むジャックですが、そんな彼の元には死んだと思っていたサデウスからの連絡が入りました。その理由は倒したと思っていたサンドラックが生きていたことをジャックに知らせるためです。急いでデヴィンに連絡をしパラソンに戻るジャックですが、時既に遅し、パラソンは崩壊しデヴィンも殺されてしまいました。


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全てが後手に回っているような気がします。


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盟友デヴィンは主要キャラの中で唯一の被害者となりました。良い人ほど早く亡くなる法則!

 

ラソン崩壊に巻き込まれたジャックは1ヶ月の間眠り続けました。目を覚ますとセレンでルナの看病を受けていましたが、その間に世界はサンドラックによる絶対的な支配下に置かれてしまいます。セレンの街もサンドラックのお抱えの殺し屋によって圧政を受けていましたが、目覚めたジャックは殺し屋を始末して、更にサンドラックに掌握された魔法の力を皆の元へと再び戻していきました。


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殺し屋モルベーンは改めて見返すと和平交渉の際に登場していましたね。ルナが右腕なら彼は左腕かな?と私がふざけて言っていたのは彼のことです。

 

魔法の力が戻ったことでなんとかサンドラックからの攻撃を耐え忍んでいたゼンダラ達にも活力が戻りました。ここから反撃を…と思ったところでそのサンドラックから旗艦へと呼び出しを受けます。どうやらサンドラックだけではフォントの力を制御しきれず、同じトライアーキ(多種魔法を使えるマグナス)であるジャックを利用しようと考えたようです。旗艦にはカーカンも同席しており、そのカーカンも同意の上でジャックはサンドラックと共にペンタサードに会うために覆われたレルムへと向かいました。しかしジャックとしてはペンタサードとは対話によって平和的にアヴェウムの問題を解決したいと要望していましたが、サンドラックはジャックに対話させるという約束を破って急遽ペンタサードに攻撃を仕掛けてしまいます。


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人間は力を持つと盲目になる生き物ですね。サンドラックも当初の印象からは大きく変わってきました。

 

ペンタサードはジャックとサンドラックを吹き飛ばしました。それによりジャックは覆われたレルムの中を彷徨うことになりましたが、奇しくもそれによって本来の魔法の在り方を学ぶことが出来ます。ペンタサードは本来なら人間が使った魔法はアエロリが回収しフォントに戻すという循環システムを考えていました。しかし人間はアエロリによって魔法が吸われてしまうのを脅威だと捉え、アエロリを地下へと追いやってしまいます。循環しなくなったエネルギーは人間によってひたすら消費されることになり、アヴェウムはその力を失い傷跡を増やしていくことになります。このことを知ったジャックは覆われたレルムから帰還するとアエロリであるルークに謝罪と共に協力を要請しました。ルークは相変わらずの態度でしたが、その要請を受け入れてくれます。そして共に未だペンタサードへの攻撃を続けるサンドラックへと挑むことになります。


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まるで人間の愚かさを教えられているような気持ちになるシーンでした。

 

カーカンを追放し新たに騎士団の長となったゼンダラの下、マグナスとアエロリによる共闘でサンドラックへと挑むことになりました。サンドラックの旗艦でその暴君と相まみえたジャックは、途中から助けに入ってくれたルナとの抜群のコンビネーションによって暴君を退けることに成功しました。しかしあまりに進みすぎた傷跡の修復はもはやアエロリだけでは賄うことが出来ず、拘束石を操れるジャックが命懸けで傷跡を修復する決意を固めました。


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ジャックは適当そうに見えますが、やるときはやる男です。

 

激しい光と共に傷跡は修復され、アヴェウムは救われました。しかしサンドラックを崇拝するラシャーン人の暴動や、世界の混乱はまだ暫く続きそうです。まだまだ不死の騎士団と英雄となったジャックの仕事は終わりそうにありません。


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死んでませんからね!命を"賭けた"だけです(笑)

 

以上がストーリーの全貌になります。改めて振り返ると如何に人間が主観的で愚かな生き物なのかが良く分かりますね!(笑)これは何も戦争だけでなく、我々の普段の行いからも言えることかもしれません。つまらないことで怒りを顕にしたり制御出来ない人が増えているように感じる昨今ですが、相手には相手の都合があること、そして自分が必ずしも正義ではないことを常に考えて行動しないと取り返しがつかない事になり兼ねるということをこのゲームから教えられたような気がします。私も気を付けていきたいと思います。

 

ということで、以上でストーリーに関する振り返りと感想とさせていただきます。次回はキャラクターに関する感想です。

 

ではまた。


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