平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
ストーリー的にはどちらかといえば暗い雰囲気が多かったように感じますが、その雰囲気に合った猟奇的なキャラクターも多かったように感じます。それと相反してロボットの無表情さがなんとも言えないコンストラクトを醸し出していました。
華麗なコンストラクトで映えていく【アトミックハート】キャラクターについての感想です。
〜キャラクター〜
今回はキャラクターについての感想になります。かなりイカれたキャラクターが多かったので、賑やかな回になりそうですね。
P-3(セルゲイ・ナチェフ少佐)
まずは主人公からです。サチノフ博士の右腕として命を救われてから汚れ仕事を請け負ってきた軍人になります。しかしストーリーを進めていく中で、彼がコレクティヴの被検体としてサチノフ博士に記憶を消されていたことが判明します。時折発生する発作はコレクティヴの被検体としてポリマーを取り込んだ副作用であり、この副作用が起こると殺戮マシンに様変わりしてしまいます。一応軍人という立場としてサチノフ博士には絶対の忠誠を誓っていますが、常に愚痴をこぼしており真面目とはちょっと言えない性格をしていました。
感情が無いロボットだらけの世界なので、これくらい人間味があったことでバランスは取れていました。
チャールズ(チャリトン・ザカロフ)
P-3が装着している手袋。当初はAIを搭載しているかと思っていましたが、実は手袋の中に入ったポリマーはサチノフ博士と双璧を成すと言われた天才科学者であるザカロフ本人でした。愚痴が多いP-3と巧みにコミュニケーションを取りながら、自らの野望である人類の滅亡と進化に向けて目標を達成した諸悪の根源です。
その正体はサロンパスのCMに出ている全身タイツの人!(笑)
サチノフ博士
ソ連が世界を手中に収めるための計画「アトミックハート計画」を立案し、コレクティヴを完成させた天才科学者。空中都市チェロメや、ソ連中のロボットも全て彼の作品となっています。悪役顔で突発的な事象にも顔色ひとつ変えずに対応をしていく様を見て、完全にラスボスだと騙されました。
日本語音声を担当している大塚明夫さんの声がまたピッタリとハマっています。
ペトロフ
サチノフ、ザカロフに続く若き天才科学者。サチノフ博士がやろうとしている計画に気付き、それを止めるために奔走していました。しかしサチノフ博士によってロボット暴走の犯人だと思い込まされたP-3に追い込まれ、自殺をしてしまいます。自殺をした本当の理由はラリサに見切られたことによる絶望なのでしょうが、それも含めてマッドサイエンティストと呼ぶには人間味が強すぎた人物になります。
このゲームの4割は彼との追いかけっこです。どうでも良いのですが、私のリアルでの会社の同期と顔が似ていてなんだか憎めない人でした(笑)
ラリサ
ペトロフの元彼女で本職は神経外科医。医師としてのプライドか高く、敵とわかっていても怪我をしている人を放っておけない性質を持っています。見た目は結構やんちゃそうですが、芯が通った強い女性です。サチノフ博士の野望を一緒に調べてくれましたが、P-3の発作に巻き込まれてしまうという少々残念な最期を遂げてしまいました。
私が彼女の画像で一番好きなのはこの表情です(笑)
シュトックハウゼン
シュトックハウゼンはサチノフ博士の左腕(右腕はもちろんP-3です!)として事務的な作業を請け負っていました。どうやらP-3のことをライバル視しているようで、主であるサチノフ博士の前ではお利口さんを演じていますが、無線などではP-3と痴話喧嘩を繰り返していました。なんだかんだで本当は似たもの同士の仲良しなんでしょうね(笑)
実はペトロフとも仲良しだそうです。頭脳労働派なんでしょうね。
ジーナ婆さん
実は作中最強キャラなのでは?と思わされる行動を度々見せるP-3の義理の母。武器を大量に隠し持っており、娘を奪ったサチノフ博士への復讐を密かに狙っていました。主要キャラの中でも数少ない生き残りとなっています。
日本とソ連のお婆さんだけは敵に回さないようにしましょうね!(笑)
レフト・ライト
サチノフ博士の秘書として常に側に控えている双子のロボット。その正体は実はP-3の妻だったカティアの右脳と左脳をロボットに改造したものであり、生前のカティアと同様に戦闘力とダンスの能力に優れています。作中ではラスボスとしてP-3の前に立ちはだかりました。
銀がレフトで金がライトです。
モロトフ
ソ連の検察総長であり、実質的に国をコントロールしている権力者。サチノフ博士とは水面下で対立をしており、技術的な発展より自分の保身が第一優先と考える思考が腐った大人の良い例。サチノフ博士といがみ合っていた所でP-3の発作が発動し死んでしまいました。
良く見る国のお偉いさんです。去るべくして去ったという意見しか出ませんね。
テレシコヴァ
サチノフ博士が開発をしたロボット。事務員や受付など、補助的な仕事を請け負ってくれる便利なロボットであり、暴走事件にも巻き込まれなかった独自のプロトコルを持っていました。表情が無いのはちょっと怖いですが、いちばん現実的なロボットだったかと思います。
働き手不足に対して真っ先に導入されそうなロボットです。
以上が主要キャラになります。最終的にはほとんど死んでしまうというところにこのゲームの怖さを感じますが、唯一生き残ったジーナ婆さんが今後どのように生きていくのかに興味がありますね。(というか、ジーナ婆さんだけは殺しても死なない感じがしますけど(笑))
ということで、キャラクターについての感想は以上になります。次回は操作性についての感想になります。
ではまた。