新たなゴッサムの守護者たち
平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
今回からは2022年10月21日に「WB Games」さんより発売されました【ゴッサム・ナイツ】をプレイしていきたいと思います。この作品は有名なアメコミであるバットマンシリーズのオープンワールドゲームになりますが、実は私自身はバットマンの作品に触れたことはありません。逆にそんな人でも楽しめるのか?というところを踏まえてご覧頂ければと思いますので、少々無知なところは御勘弁ください(笑)それではプレイ開始です!
〜死から始まる物語〜
オープニングムービーはバットマンが残したログの映像と、バットマンカーから映し出されます。タイヤは面イチなので「一応車検には適合しそうだなぁ〜」などと思いながら眺めていると、そのバットマンカーの上には胸元に矢のようなものが刺さったバットマンが降ってきました。
おぉ〜!カッコいい!タイヤ意外のところで車検に適合しなさそうです(笑)
いきなり大ピンチ!
バットマンは矢を抜き取ると、おそらくその矢を放った張本人である謎の襲撃者と戦闘を始めます。しばらく殴り合いを続けると襲撃者はマスクを外しますが、バットマンはマスクをした襲撃者が「ラーズ・アル・グール」という人物だということは見抜いていたようです。
お互いに素顔は明かさないスタイルですか?
マスクマン同士は拳で語り合います。
むしろ自分から外しました。マスクマンとしてのプライドは無いのか!?(笑)
バットマンは次から次に武器を取り出して攻撃をしてくるラーズに苦戦を強いられているように見受けられます。端末を操作して助けを呼ぼうとするバットマンに対し、ラーズはその端末を手裏剣で破壊しました。さらに逃げながら好機を伺うバットマンですが、かなり厳しい状況に見えます。
刃物はズルいでしょう!
ちゃんとプロレスしなさいよ。ムーンサルトプレス!
マルチモニターにしてもあり過ぎでしょう。目が追いつきませんよ。
あー!憧れのマルチモニターがー!(笑)
シップの上での戦闘に移行したバットマンとラーズですが、シップごと落下した先でもまだ戦い続けます。しかしそこでラーズは緑色のオーラを纏いバットマンを圧倒していきました。ラーズの持っていた刀は腹部を貫き、マスクも外れてしまったバットマンはボロボロの体を引き摺って基地の中を逃げますが、何も戦いから逃げた訳ではありません。むしろ基地の出入口を封鎖して自分の命を懸けてラーズを地獄に引き込もうとしています。
バットマンは飛行機まで操縦できるんですか。凄いですね!
スーパーヒーローもヴィランも重力には逆らえないようです。
目、充血してますよ?(笑)
客観的に見ると普通にラーズの方が強そうですが…
バットマンを殺した後にその仲間共々ゴッサムシティを壊滅させると豪語するラーズですが、ヒーローであるバットマンはそれを良しとはしません。自らの命を犠牲にして基地もろともラーズを巻き込むことにしたようです。最後はお互いの残った力をぶつけたことにより、その爆発で基地は崩壊してしまいます。
しかしまあラーズは素晴らしい悪役ですね。欲しい台詞を欲しい場面で言ってくれますよ。
悪役にそう言われればこう返します。さすがヒーローです。
もうこの2人は生きる災害ですよ…(笑)
瓦礫の山と化したバットマンの基地には4人の仲間が駆け付けました。そこにはバットマンが腕に装着していたデバイスが転がっており、その端末には遺言と取れるメッセージが残されています。その遺言を残した張本人であるバットマン自身は、瓦礫の下敷きとなって既に絶命していました。
ちょっと来るのが遅かったですね。
バットマンはこうなることを予想していたようですね。
形が残っているだけでも奇跡でしょう。無念バットマン…
ゴッサムシティの秩序として君臨してきたバットマンの死はこの街の治安を悪化させるには最高のきっかけとなってしまいます。雨の中バットマンことブルースの葬儀が淑やかに執り行われますが、その悲しみに暮れている暇はどうやらあまり無さそうです。
どんな形であれ強大な力というのは抑止力になります。それが無くなれば治安が悪くなるのは必然でしょう。
個人的にアメリカの葬式は曇り空のイメージがあります。空も泣いているということでしょうか。
バットマンからゴッサムシティを任されたのは彼の意志を受け継いだ4人の戦士達です。その4人は葬式の弔辞に文句を言いながらもこれからどうやってゴッサムシティを守っていこうかということを検討します。そして出た答えはバットマンと刺し違えて死んだラーズを生き返らせることだけは阻止するということです。
クールで冷静沈着なナイトウィングことディック・グレイソン。
リーダーシップがある理系女子、バットガールことバーバラ・ゴードン。
ちょっと気弱なオタク気質のロビンことティム・ドレイク。
しかしその前にバットマンことブルースがやりかけていた捜査だけは引き継ぐことにしました。バットマンは生前にゴッサム大学の動物学者を調査していたようです。そしてここからようやくプレイ開始となります。4人の中からプレイキャラを選ぶことになりますが、私は1番見た目がバットマンから遠くて何だか手から蜘蛛の糸でも出しそうな見た目をした「レッドフード」ことジェイソン・トッドを選択しました。
スパイダーマンではありません!(笑)
最初は基本的な動作を学ぶチュートリアルになります。ジャンプや壁を登るといったアクション要素がありますが、これは直前までプレイしていた【アサシンクリード ミラージュ】と同じ操作だったのですんなりと体に入ってきました。移動関係のチュートリアルを終えると柵がある高台に辿り着きますが、そこから下を見ると救急車で運ばれる遺体の姿があります。救急隊員の会話によると、その遺体はバットマンが調査をしていた動物学者「カーク・ラングストロール」だそうです。
中々軽快な動きです。
ラングストロールも何かの事件に巻き込まれたのでしょうか?
ラングストロールが死んだということは彼の研究所にも警察の調査が入る可能性があります。するとせっかくバットマンが調査を進めていた情報も取れなくなってしまうので、ラングストロールの研究所に行って警察よりも先に情報を引き出しましょう。
警察はあまりあてにならないそうです。忙しくなると皆険悪になりますからね。
グラップルで対面の建物に飛び移ると、開けっ放しのベランダからラングストロールの研究所に侵入しました。散らかった部屋の中では「ARターゲティング」という最新技術を使って争った痕跡を探していきます。
グラップルを使うとますますスパイダーマンにしか見えなくなってきました(笑)
研究者の部屋は…基本汚いですよね。
普通の足跡では?海外は室内でも靴を脱がないので足跡が付いてもおかしくありませんよね。
ARターゲティングで足跡を見つけたので痕跡を辿ると、行き着いたのは荒らされた別の研究室でした。先程の部屋とは違う意味で散らかっている研究室では明らかに人が襲われたような痕跡があります。
殺人現場じゃないですか?
どうやらここには既に警察が来たようですが、詳しい調査はまた別日ということで1度帰ったようです。その隙にここを調べてしまうことになり、レッドフードの鋭い観察眼によってラングストロールが死の直前に棚に向かっていたことが判明します。
レッドフードは脳みそまで筋肉かと思っていましたが、意外と鋭い観察眼!
棚に何かあるということで再びターゲティングを行いました。すると壁の奥になにやら設備的なものが埋め込まれていることが判明します。その設備から延びた配線はラングストロールが使っていたであろう机に繋がっていました。
壁まで透過できるとは!…これ欲しいですね(笑)
ここから捜査開始です。ちゃんと本当の推理らしく証拠品に注目をしながら謎解きを行っていくシステムになります。まるで謎解きをする探偵アドベンチャーゲームのようなものですが、これは迷探偵である私にかかれば解決までそんなに長い時間は要しません。
これ、何のゲームでしたっけ?(笑)
目の前にあるサーモスタットが鍵かと思いきや、これはフェイクです。なぜなら6桁の数字はこの机の上にはありませんから!
8割方勘…いや、2割程度の実力しか使う必要が無いほどの素晴らしい調査により見事に謎を解き明かしました(笑)電子レンジ型の入力端末にパスワードを入力すると、棚が動いて秘密の部屋への入口が現れます。そしてその入口の先には奇妙な生物ばかりが入れられたホルマリン漬けの容器が並んでいました。
研究者が好きそうなギミックです。私の家にも欲しい!
これは…タカアシガニ!!!
ホルマリン漬けを過ぎた先にある机の上にはハードドライブが残されています。秘密の部屋に保管していたということはよほど大切なものかと思うので、これは証拠品として持ち帰ることにしました。無線で仲間に証拠品確保を知らせるとこの場を後にしようとしますが、建物の外はなにやら騒がしくなっています。サイレンが聞こえることから警察に勘付かれたかと肝を冷やしましたが、どうやらその心配は無さそうです。…別の心配事が出来てしまいましたけどね。
こやつ、デバイスの電源は切らないタイプか(笑)
車をボコボコにしてストレスを発散している若者は「フリーク」と呼ばれる存在のようです。彼らが暴れたことで騒がしくなっていたようですが、車に火を付けるとこちらの存在に気付いて襲撃をしてきました。もちろん正義のヒーローとしてダメなことはダメだとしっかりと言ってあげようと思います!
うわぁ〜、絡みたくないタイプの人達〜(笑)
彼らはバットマンが居なくなったことで好き勝手暴れているようです。つまり彼らを止めるのも私の役目ということですね。ここで戦闘方法とステルスキルのチュートリアルが入りますが、ちょっと戦った印象としては動きは直感的に操作をすることができ、攻撃途中でも避けるアクションなどを入れることも可能なことから結構戦いやすいと感じました。
拳で全てを解決するところに私もシナジーを感じてしまいます(笑)
庭の敵を近接攻撃で始末すると、今度は建物の中で暴れていた敵も順次テイクダウンしていきます。するとエントランスのような場所でもフリークがパーティーを開いているのを発見しました。しかしそこには人質がおり、助けを求めていました。
バレないように背後から近づけば一撃でキルをすることが出来ます。これはアサクリで散々やっていたので得意です!
とりあえず近くに居る敵をテイクダウンしましたが、敵の配置的に全員をテイクダウンするのは無理でした。つまり正々堂々と戦うことになります。ここでは近接攻撃ではなく遠距離攻撃を試すことになりましたが、レッドフードの遠距離攻撃はアキンボ(二丁拳銃)になります。弾は無限でした。
弾が無限のアキンボですか。レッドフードを選んで正解でしたね。
ダメージが低い遠距離攻撃では敵を倒しきるのは難しいです。倒しきれない間に距離を詰められてしまうので、そうなったら近接に切り替えて殴り飛ばすことにしました。敵を全員倒すと無事に人質を救出することに成功しますが、そのタイミングでエントランスの外から警備員の叫び声が聞こえてきます。その警備員はブッチャーのような巨大な身体の敵に片手で持ち上げられて入室してきました。
すっごい負けフラグのプロレスラーみたいな人が来ましたよ(笑)
その敵は巨大な盾を持っていました。普通に攻撃をしても盾で防がれてしまいます。そこで盾を破るのはガードブレイクという溜め攻撃になります。ちょっと隙は大きいですが、当たると敵が怯むのでその隙に通常の攻撃を入れていきます。
盾を奪い取るという選択肢は無さそうです。
まだチュートリアルということもあり、敵の攻撃は非常に読みやすく避けるのも簡単でした。そのお陰で見た目の派手さの割には案外簡単に倒すことができます。ブッチャーを倒すとバットガールからこちらに警察と消防が向かっているという連絡が入りました。とりあえず被害者も私が倒したフリークだけなので、この場の後始末は警察に任せましょう。
表裏は逆ですが、曙さんのK1でのノックダウンを思い出しました。
ということで、今回はここまでになります。次回は本拠地となるベルフライに向かいます。
ではまた。