平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
FPSゲームをやっていると画面酔いをしてしまうという方も居ると思いますが、私はゲームで酔ったことはありません。そもそも車や船といった乗り物でさえ酔ったことが無いという最強の三半規管を持ち合わせています。しかし残念ながら最強なのは三半規管だけで、肝臓は最弱だったようです(お酒にはすぐ酔う)まあただでさえクソなエイムがお酒に酔って明後日の方向に行かないから丁度いいんですけどね。
クソエイムでもクリアできた【Crime Boss:Rockay City】操作性についての感想になります。
〜操作性〜
まずはゲームのシステムですが、こちらはステージ式のFPSとなっています。近いところだとレインボーシックスなどが挙げられると思いますが、目的は包囲戦ではなく強盗・侵略・防衛が主なもので、最終的に陣取り合戦で30ヶ所のエリアで構成された街を支配すればクリアとなります。更に数は少ないですがキャラクター固有のミッションなんかもあったりしますね。
基本的には強盗でお金を貯めて兵隊を雇い、ライバルギャングの縄張りを侵略するというものです。
1日の行動回数には制限があり、主人公のベイカーは2回、それ以外の仲間は1回しか行動が出来ません。その限られた回数の中で効率的に強盗を行う必要があります。仲間を多く雇えば強盗の回数も多くなり稼ぎも増えますが、その分コストもかかりますし警察の警戒度も増していきます。
誰をいつ動かし、どこを取っていくのかというマネージメント力が試されるゲームです。
まずはマネージメント系ですが、良かった所は成長要素があったという部分です。主人公のベイカーにはレベル要素があり、レベルが上がると永続報酬が得られます。なのでやればやるほど有利になっていくというスルメのようなゲームだと思います。更に武器や仲間などは金銭によって強化をすることができ、支配エリアが多くなってくるとそれらもより良いものへと乗り換えることが可能になります。
もし負けても次は強化して再戦をすれば勝機があるかもしれません。
武器にはレアリティもあるので、ちょっとしたハクスラ感も味わえますね。
FPSとしてのゲーム感は結構細かいところまで作り込まれていたと思います。意外と主人公が丈夫なので撃ち合いが楽しいと思いますが、それでも敵のド真ん中に突っ込んでいけるようなランボープレイが認められる程ではありません。さらに強盗時にバッグを持つと多少画面が傾いたりハンドガンしか使えなくなったりといった部分が良く作り込まれていたと思います。そして何より敵を倒した時の"ジャキーン!"という音響が独特の気持ち良さを醸し出していました。これは是非ヘッドホンやイヤホンで体感して欲しいところですね。
オートエイムが結構しっかりと効くので上手い人は慣れれば無双が出来るのではないでしょうか。リボルバーでのヘッドショットはかなり快感なので1度経験して欲しいところです。
陣取り合戦のような縄張り争いもこのゲームの楽しみの1つです。基本的にどこを取ったから有利だというような事はあまり関係無さそうですが、それぞれの場所で手に入れた時の報酬に多少の差があったり、隣接をするライバルとのパワーバランスなんかを考えたりすることも時には必要かもしれません。これは私だけかもしれませんが、やられても別のモブキャラに操作対象が変わる攻めよりもタッチダウンの固有操作になる守りのほうが難しく感じました。攻め込まれた時は逆に攻めて隣接する縄張りを奪えば解決する時もあるので、先の先まで読んだ支配エリアの拡大戦略が求められます。
オートタレットがあるバルバオ以外はそこまで力関係は無いように感じました。
ここからはちょっとアレな点です。まずはバグがあったというのは少し残念なところでした。まあ昨今のゲームはむしろバグが無いものの方が少ないので、このゲーム特有のものではありません。一応アップデートも入ってはいますが、逆にアップデート後に進行不能バグが追加されたというのは頂けませんでしたね。(今はもう解消されているかもしれませんが…)
日を跨ごうとするとフリーズしてしまいます。ゲームを立ち上げ直せば修正されますが、いちいちそれをやるのは萎えてしまいましたね。
ボタンの振り分けもちょっと不親切な部分がありました。強盗の際に品物をバッグに詰めていくのですが、武器のリロードボタンと詰めるボタンが共有なので荷詰めをしようとしてリロードをするというのが頻発します。その度にボタンを押し直してリロードを強制解除するのですが、もう最後の方では始めからボタンを2度押しする癖がついてしまいました。せめて別のボタン割りなら…と何度か思ってしまいましたね。
警察が集まって来た時や敵にバレそうな時に発生するとちょっとイラッとしてしまいますよね。
ゲームモードについては私はキャンペーンモードしかやっていませんが、Coopモードも存在しています。4人までなら一緒にプレイが出来るようなので、皆でワイワイやるのも楽しいかもしれません。(私は陰キャなものですから…(笑))
そもそも最初からCoopを見込んだ作りなのでしょうか?皆でやればもっと簡単だったかも…。
1人でやる場合は仲間はAIとなりますが、基本的に指示が出来ることはそこまで多くありません。「付いてこい」か「そこで待て」の2種類だけです。しかも付いてこさせた場合は容赦なく敵に発見されるというポンコツ仕様となっています。そこまでAIが賢くないのかもしれませんね。一応荷物は運んでくれますが、彼らに任せられるのはせいぜいその程度でしょう(辛辣!)
最近では犬だって待てと来い以外にも芸をしますけどね(笑)
以上で【Crime Boss:Rockay City】のプレイ後の感想とさせて頂きます。なんとか私もロッケイシティのボスになることが出来たので、是非皆さんも観光がてらロッケイシティに来てみてくださいね!
ということで、これにて【Crime Boss:Rockay City】は完結となります。長らくお付き合い頂きありがとうございました。次回からはまた別のゲームをプレイしていきたいと思います。
ではまた。