平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
魔法という言葉は「人の力では成し得ない不思議な力」という意味があります。その意味で言うとフレイが成し遂げたことは確かに魔法の力によるものかもしれせん。しかし、彼女が人間であることにより、人間同士の繫がりや親子の絆など様々な要因が絡んで今回アーシアは救われたとも言えます。人間が人ならざる力により世界を救うとは何たる皮肉とも受け取れますが、そもそも人ならざる力なんてものは初めから無いのかもしれませんね。
人を信じる力が最高の魔法になった【FORSPOKEN】最終回です。
〜最低で最高の相棒〜
自らのタンタの力を覚醒させササレスを打ち倒すことに成功したフレイ。全ての力を使い果たしスヴァルガーナで意識を失ってしまいましたが、目を覚ますと…
手厚すぎる介護を受けていました(笑)
心配そうに覗き込むオーデン。こんなところで寝るなと指摘をするジョヘッディ。どうやら今度こそ本当にアーシアを救えたようです。
気づけば周りにこんなにたくさんの人がいました。もう一人じゃありません!
そして3週間の月日が流れます。アーシアの広場では多くの亡くなった方々を偲んで、灯篭が飛ばされていました。それぞれ親しい方の名前を書いていますが、フレイはもちろん母親であるシンタの名前を書きます。
自分を捨てたと思っていた大嫌いだった母親。いつの間にか彼女にとっては大切な存在になりました。
タンタの4人やロビアン、オリヴィアなど多くの大切な方々を失いました。しかし、そんな彼らもきっとどこかで今のアーシアを見守ってくれていることでしょう。
ちなみに灯籠飛ばしはタイのコムローイ祭りが有名ですが、国内でも新潟などで見ることができます。
アーシアに平和が訪れた頃、ニューヨークではホーマーを預かってくれたバード判事が心配そうな表情でフレイの資料を見ていました。そんな彼女を安心させようと、フレイはニューヨークにいるホーマーに語りかけます。
そんな魔法まで使えるようになったんですか?
なんか本当に聞こえてるような気がしてきました(笑)
フレイはホーマーに語りかけていましたが、実際はプレイヤーに語りかけていたのでしょう。フレイ曰く、毎日いい日になるなんてことはない。でも、もし道に迷うようなことがあれば、自分は独りじゃないということを思い出すようにと言っていました。
人間は1人では生きていけません。どんな人でも見えないところで誰かに助けられているはずです。
希望を失わず正しい道を見つけたアーシアの守護者「タンタ・フレイ」はいつか必ずホーマーを迎えに行くことでしょう。
そしてエンドロールに入ります。
続編、期待しています!
エンドロールで流れるのはその後のフレイの姿でしょう。街のみんなと楽しく過ごしている様子が描かれます。
アーシアの平和は守られましたが、まだ至るところにブレイクの傷跡が残っています。これからフレイはタンタとしてブレイクを消す方法を探していこうとしています。
とりあえず進行は止まったので時間はありますからね。
そんなフレイには評議会に招きたいという声が届けられています。しかし、フレイには自分よりももっとそれにふさわしい人物に心当たりがありました。
この街のみんなをつないでいたのはオーデンですからね。評議会には彼女がふさわしいと思います。
フレイはこれからアーシアを直しに旅立ちます。しかしいくらタンタの力を得たとはいえ、一人で世界を直すのは少し大変かもしれません。そんな彼女には最低で最高の相棒が必要ですよね?
そうですねぇ。心当たりがないことはないですが…
ま、今のフレイは1人じゃありませんからね!
ほら行くよ、カフ!(笑)
ということで、以上で【FORSPOKEN】は完結…といきたいところですが、1つだけ気になることがあります。もしアーシアを守るのではなく、ニューヨークに帰っていたらどうなっていたのか。その結末も見てみることにしましょう。
ちゃんとセーブデータを残しておいたんですよねぇ。
ニューヨークに帰ったフレイはバード判事に預けていたホーマーを受け取って来たようです。しかし特に行く宛も無く、クリスマスムードに沸くニューヨークを彷徨うことになりました。
アーシアのことはすっかり忘れてしまったようで…
ホームレスとなりました。
これだけです(笑)まあバッドエンドということになるでしょうか?平凡な日常に戻ったという意味では、この生き方ももちろん有りだとは思います。でもわざわざゲームの主人公にこの生き方をさせる必要はありませんね。
ということで、今度こそ本当に【FORSPOKEN】は完結となります。長らくお付き合いいただきありがとうございました。次回はプレイ後の感想となります。
ではまた。