どうも、こんにちは。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
前回無事に【NFS Heat】クリアすることができました。今回はプレイ後の感想になります。
ストーリー
今作では昼の公式レースと夜の違法レースに別れていましたが、やはりそこはNFSシリーズということでメインのストーリーはほとんど夜のレースによって進んでいきます。そんな夜のレースで主人公の強力な敵となるのが警察の特殊交通機動隊「タスクフォース」です。
正直、普通の警察との住み別けが不鮮明でした。
ゲーム冒頭では主人公達"走り屋"がヤンチャなことをしでかし、それを警察が咎めるといったいわゆる王道の展開になるのかと思いましたが、今回の作品では従来正義を貫く警察が不正により悪者となる様子が描かれており、ある種で昨今の不正問題等の風評を取り入れた"時代を象徴した作品"にも感じました。
とは言え、正義と悪は立場によって見方がかわりますからね。
しかしながら少々物足りなさは感じました。マーサーの後ろに真の黒幕がいるのかと思いましたがそんなこともありませんでしたし、単純にストーリーだけを進めるだけなら結構あっさりとクリア出来ると思います。
「最後は日本車で」と思っていましたが、準備するよりも早く終わってしまいました(笑)
キャラクター
毎回NFSでは個性豊かな仲間がいますが、今回はあまり仲間感は出なかったと思います。ほとんどアナ&ルーカス兄妹との絡みばかりでした。一応レース担当のデックス、ドリフトのウェイン、ラリーのロシーニとそれぞれジャンル毎に仲間と呼べる存在はいましたが、どちらかと言うと"仲間"というより"先輩"といった感じでしたね。
私はウェインの兄貴が好きでした。さっぱりとした性格で器量もありましたからね。
どちらかと言うと敵の方が力が入っていたような気もします。ボスのマーサー、我々と同じ位ヤンチャなショー、紅一点トレスの3人がタスクフォースの主要メンバーですが、キャラクターのバランスはこちらよりも良かったですね。各々の我が強いところなんかはまるで少年マンガの主人公一味のようでした。
某忍者マンガなども3マンセルですからね。
操作性
最も苦戦したのは独特のドリフト操作です。ブレーキングによる荷重移動ではドリフトが出来ず、アクセルに割り当てられたトリガーボタンを2、3回タップするとリアタイヤが滑り始める仕様でした。これは速く走るためにドリフトを使うタイプの人にとっては結構キツイところがあります。
慣れるまでは大変です。
そしてもうひとつ苦戦したのは、夜間の一般車両の多さです。普通走り屋って一般車両が減る夜中を狙って走るものなのですが、このゲームの世界では昼間より夜の方が車両が多く走っています。しかしハッキリ言って邪魔なんですよね。ハイスピードでド派手に立ち回りたいのですが、一般車両に追突するリスクを考えると安定感を求めてセーフティに走った方が速いことになってしまいます。
反射神経を確かめるゲームみたいになります。
車両購入も後半になるにつれて少々やりずらさが出てきます。メーカー毎にまとまっている訳ではなく、一律に並んでいるだけなのでスーパーカーを購入するためにはずっと右方向を入力し続けなければいけません。
地味に面倒でした。せめてソートでも出来れば良かったのですが・・・
でもやっぱりオープンワールドのレースゲームはドライブしているだけでも楽しいですし、音楽もカッコ良かったりと没入感は素晴らしいものがありました。
外観をイジっているだけでも楽しいので、それだけでずっと遊べます(笑)
以上で【NFS Heat】は終わりとなります。長きに渡りお付き合いいただきありがとうございました。次回はまた別のゲームでお会いしましょう!
ではまた。