平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
普段はホラーゲームはやらない私ですが、今となっては食わず嫌いをせずにこの作品に手を出してみて良かったと思っています。やはり何事も自ら体験してなんぼのところはありますよね。
あまり怖く無いホラー要素が多々ある【Ghostwire:Tokyo】操作性の感想です。
〜操作性〜
まずはゲームのジャンルになりますが、一人称視点(FPS)のオープンワールドアクションに分類されると思います。忠実に再現された渋谷の街で幽霊達との戦闘を繰り広げる本作ですが、冒頭にも書いたようにホラー的な要素は思ったほどありません。しかも設定の中にはホラー演出を無くすというものもあります。ホラーが苦手な方には普通のFPSゲームとして手にとって貰いたい作品です。
幽霊と戦っている感じはあんまりしませんでした。終始酔っ払いのサラリーマンを相手にしているような感じです(笑)
ゲームを始めて最初にやってもらいたいのは、設定の変更です。デフォルトだとグラフィック重視になっていますが、これだと30fpsしかフレームレートが出力されません。しかしFPSだとパフォーマンス重視の60fpsの方が格段にプレイはしやすいと思います。私も途中まではグラフィック重視でしたが、パフォーマンス重視にした途端に自分が上手くなったように感じました(笑)ただし、パフォーマンスを重視するとレイトレーシングは効かなくなるのでご注意を!
これは冒頭のオープニングシーン。グラフィック重視なのでレイトレーシング表現で水たまりに周囲の風景が反射しているのがわかります。
次は戦闘システムを振り返ります。基本的な攻撃手段としてはエーテルという魔法のような力を使った攻撃になります。連射性能が高い風と、横の範囲が広いが近距離しか当たらない水、ダメージは高いがレートが低い炎という3種類の攻撃を使い分けることになります。そのエーテルと、ダメージは高いがコストも高い弓矢と、特殊な効果を生み出す御札などを組み合わせて戦うというものになります。基本はやはりエーテルでの攻撃になりますが、ストーリー上の都合でエーテルが使えない場合などは弓矢を使うこととなり、全く使わない攻撃というものはありませんでした。
そしてゲームの名前にもなっているワイヤーアクション。ぐう〜っと引っ張ってからのキルはちょっと気持ちが良いです。
キャラクター自身のステータスとしては、レベルアップによって入手出来るポイントを使ってスキルを割り振っていくことで様々な技を習得することが可能となります。ステルス派かドンパチ派かでスキルの取得順も変わってくると思いますが、レベルをあげるための経験値は敵を倒す他にも各地に彷徨う魂を集めるという方法があります。これが意外と楽しいもので、オープンワールドとなっているマップを所狭しと駆け回ることになりました。
これはまんまと制作側にやられた感があります(笑)
メインストーリーも面白いですが、何と言ってもこのゲームはサイドミッションがかなり面白いです。都市伝説をモチーフとしたゲームだけあって、どこかで聞いたことがあるようなものが沢山登場していました。実は都市伝説が好きな私は、むしろストーリーそっちのけでサイドミッションに走ってしまいます。
中でもやはり印象に残るのは学校の怪談ですね。これは怖かった!
操作的にはそこまで真新しいものは無く、詰んでしまうほどの難易度でもありません。しかし、意外と日本がモチーフのオープンワールドが無いということと、しっかりとした軸としてストーリーが存在していること、そして所々にネタが仕込まれているというところが非常に良質に感じるゲームでした。これはもう続編への期待大というところですね。今度は都会ではなく、日本の田舎を舞台にするなんていうのはどうでしょう?これからもTangoさんに注目ですね!
ということで、これにて【Ghostwire:Tokyo】は終了となります。長らくお付き合い頂きありがとうございました。次回からはまた別のゲームをやっていきたいと思います。
ではまた。