サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

Ghostwire:Tokyo プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

前回ストーリーを全てクリアすることが出来ました。最後はちょっと寂しさもありつつ、皆が幸せになるような纏まり方をしたのではないでしょうか。ホラーとしての不気味さの中にも感動の物語があり、先が気になるゲームでしたね。

そんな感動の物語となった【Ghostwire:Tokyo】今回はクリア後のストーリーについての感想となります。

 

〜ストーリー〜

物語は東京のど真ん中、スクランブル交差点での事故から始まります。タクシーが炎上するほどの大きな事故ですが、その当事者として被害を受けてしまったのが主人公の曉人でした。曉人が意識無く地面に倒れていると、これを好機とばかりにKKが曉人の身体に取り憑きます。黒い靄となって曉人の身体に纏わりつくKKの姿に周囲の若者が驚いていましたが、本当の恐怖は彼らを飲み込む謎の霧の方でした。


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曉人は実はここで1度死んでいた?というような発言がありましたが、これはKKが曉人を焚き付けただけかもしれませんね。


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霧に飲み込まれた人々は肉体が消失してしまいました。

 

この霧を生み出したのが因縁の相手となる般若です。彼は冥界と現世を繋ぐという自らの悲願を達成するために生きている人々の魂を贄にしようとしました。しかも儀式の依代として曉人の妹である麻里も犠牲になろうとしています。


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唯一の肉親である麻里を取り戻すことが曉人の戦う理由となりました。

 

ここで改めてKKと共に般若と戦う意志を固めた曉人は、各地の鳥居を巡りながら東京の霧を排除していきました。見晴らしが良い場所から般若達の動向を探るというKKのアイデアで登った渋谷カゲリエでは、地下に向かう般若の仲間の姿を発見しました。


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カゲリエに向かう前にKKのアジトを経由。KKの胡散臭さが余計に増しました(笑)


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カゲリエはヒカリエのオマージュです。

 

曉人とKKは般若の仲間を追って渋谷の地下へと向かいました。しかしそこで待ち構えていた般若の仲間はKKの肉体を乗っ取って利用していました。その敵は曉人の身体からKKを引き剥すと、何処かに封印してしまいます。KKと同時に能力も失った曉人は助けを求めてKKが使っていたアジトへと向かうことにしました。


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般若は死体を入れ物として使っていました。


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これまで普通に使えていたものが急に使えなくと本当に不便です。

 

KKのアジトではかつてのKKの仲間である凛子と出会いました。彼女の助けもあってKKの封印を解き、再び般若の元を目指すことになります。

当の般若は着々と儀式の準備を進行しており、巨大な光の柱が出現しました。この光の柱を目指して鳥居の解放をしていきますが、凛子からの情報は罠であり、結界に閉じ込められてしまいます。


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KKの仲間は皆癖が強めです。そして凛子姐さんはきっとお酒にも強いと思います(笑)

 

結界を解いてその場から脱出をすると、凛子がどういうつもりで罠を仕掛けてきたのかを調査することになりました。すると、凛子の身体は般若の仲間によって乗っ取られていることが分かり、なんとか彼女を解放することに成功します。


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危うく人間不信になるところでしたね(笑)

 

凛子を無事に解放すると、ようやく光の柱まで到達することができます。禁足地の洞窟で儀式を行っていた般若の元に辿り着きますが、般若は再び麻里を連れて逃げてしまいました。後を追うのを邪魔してきたのは般若の仲間ですが、なんと彼女はKKの元仲間だった絵梨佳という少女です。そしてその少女は般若の実の娘でもありました。


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彼女もまた般若に利用されてしまった被害者になります。

 

ここで絵梨佳を成仏させますが、逃げた般若は東京タワーに巨大な黒い竜巻を起こしました。さらに黒い巨人も呼び出します。どんどん状況が悪くなっていく中、曉人とKKは竜巻に突入するために凛子が使っていたバイクを直すことにしました。


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最初からバイクがあるのを知っていればもっと効率的に…という考えになってしまう効率厨(笑)

 

バイクを直して東京タワーに突入しました。もちろん般若もそれを拒むために仲間を差し向けてきます。その仲間を尽く退けていきますが、東京タワー内部で般若が仕掛けてきたのは精神攻撃でした。曉人が持つ麻里への負い目を逆手にとって心を揺さぶってきます。しかし、ここまで曉人が乗り越えてきた困難と麻里への想い、そして最高のパートナーが彼の迷いを吹っ切らせてくれました。


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本心で言っているのか、はたまた出任せか…。KKは来世では詐欺師になるのが良いと思います(笑)

 

一足先に冥界へと向かった般若を追って、曉人とKKも冥界へ続く道(巨人の体内)へと飛び込みます。なんとか追い付いた2人ですが、彼らの目の前で儀式は成功してしまいました。しかしその時、これまで目覚めることが無かった麻里が目を覚ますと、曉人が負い目に感じていた火事の真相と、曉人への想いを告白しました。その真相を告げると、麻里は静かに眠りにつきます。

一方、麻里が目覚めた時の衝撃波によって冥界に落ちてしまった般若ですが、さすがのしぶとさで這い上がってきました。最後の戦いが始まります。


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般若に捕まる前からずっと意識が戻らなかったので、ここで目覚めたのは奇跡になります。どうしても曉人に伝えなくてはならない事があるという気持ちが彼女の目を覚まさせたのかもしれません。


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性格が悪い人ほど長生きをすると言いますからね。私は150歳くらいまで生きるつもりですけど!(笑)

 

般若を打ち倒すと、彼によって集められた魂は人々の元に帰っていきました。そして麻里は先に旅立っていた両親の元へと引き渡されます。しばらくの別れを告げると、曉人はひとりで力強く生きていくことを誓いました。


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以前の彼ならこうはいかなかったでしょう。本当に頼もしい漢に成長しました!

 

そして、最後にパートナーであるKKとも別れの時が訪れます。最後まで憎まれ口を叩き合う2人ですが、そこには確かに信頼と友情が芽生えていたようにも感じました。


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彼は一体何者だったのか、そして何故イニシャルしか教えてくれないのかは最後まで不明のままでした。いつか分かる日(続編)は来るのでしょうか?

 

以上が本作の大まかなストーリーになります。私の場合はサイドミッションも(たぶん)全てやったので長く感じましたが、メインストーリーだけを追ったらそこまで時間はかからないように感じます。おそらく10時間以内でクリアできてしまうのではないでしょうか。


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ちなみに私はサイドミッションを全てやってもエンディングまで15時間くらいでした。

 

最後にちょっとした考察(と言えるほどではありませんが…)になります。

このゲームをやって私が改めて感じたのは、人間は誰しも必ず死ぬということです。残念なことに人間の出生率は100%ではありません。しかし死亡率は100%で、そこは平等です。人生の中では苦しいことも楽しいこともありますが、様々な縁があって我々は今この時を生かされています。作中では3家族(曉人、KK、般若)が登場しましたが、どの家族もそれぞれ悩みを抱えていました。でも、そこには確かにお互いを思いやる心があったように感じます。身近な人は時に鬱陶しく感じることもあるでしょうけど、いつか必ず訪れる別れの時を思えば少しだけ優しく接することも出来るのではないでしょうか?最近では物騒な世の中になり優しさも失われているように感じますが、クリアした後に「たまには親元にでも顔を出してみようか」と思わせてくれる、そんな作品だと思いました。一応ジャンルはホラーなんですけどね(笑)

 

ということで、考察がかなりおセンチになりましたが、以上でストーリーに関する感想とさせていただきます。次回はキャラクターに関する感想になります。

 

ではまた。


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