どうも、こんにちは。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
前回ようやく【バイオミュータント】をクリアすることができました。今回はプレイ後の感想となります。
ストーリー
世界観としては、人間が汚してしまった地球で異質な進化を遂げたミュータント達の生存物語となります。
トクサエタノールという物質の流出が汚染の原因のようです。
そんな人類無き地球で生き残りをかけて生活をしていたミュータント達ですが、知能を持った彼らには種族による縄張り争いなどが発生してしまいます。そして縄張り争いだけではなく、遺恨が残ってしまったりイザコザが生まれてしまうことも珍しくありません。
宿敵となる種族も生まれてしまいます。
新たな生態系の中で生まれたのはミュータントだけではないようで、生命の樹と呼ばれる巨木が世界の中心となっています。その巨木を蝕むワールドイーターという生物を倒すのがこのゲームの目的の1つとなります。
ワールドイーターは直訳すると"世界を食らう者"ですからね。排除しなくてはいけません。
ワールドイーター討伐と共にもう1つやるべきことは、宿敵との決着を着けることです。お互いに親の仇同士となるルパ・ルパンとの戦いは、世界を救うという公的な問題とは別に自らの過去に対する精算となります。
ライバルの存在というのは大切なものですよ。
ワールドイーターとルパ・ルパンに対抗するという主の目的に対して、このゲームには物語を通してもう1つのメッセージがあると思います。それは自然に対する人類の接し方です。随所で見られる過去の人類の過ちは、現在の便利になった世の裏で、人々が見て見ぬフリをしている真実に真摯に向き合う必要性を訴えているように感じました。
そもそも人類が地球を汚したことが事の始まりです。皆さん、地球は大切に!
キャラクター
主にミュータントと呼ばれる不思議な生物が活躍するゲームですが、意外にも慣れてくるとその特徴が見えてきます。主要キャラクターを中心に振り返ってみましょう。
主人公はオリジナルのミュータントとしてキャラメイク出来るのも良いですよね。
まずはやはり主人公からです。幼少の頃に両親を殺され、厳しいミュータントの世界で生き残ってきたという設定です。中々厳しい境遇ですが、あんまり悲壮感を感じなかったのは主人公が喋らないからだと思います。主人公が喋らないというのは結構ありがちな設定ですが、それによってあまりネガティブな印象がないというのはゲームが重苦しい雰囲気にならずに良かったかと思います。
基本的には元気な少年といった印象でした。
そんな主人公と同じような運命を辿ってきた宿命のライバルがルパ・ルパンになります。ミュータントの世界では「プレデター」と呼ばれており、いわゆる狩る側の存在ですが、彼もまた幼少の頃に主人公の母親に自らの親を殺されて孤児として育ちました。立場が違えば彼が主人公でもおかしくはありませんでしたね。
実は悲しい過去を持つ宿敵です。最後の戦いでどんどん強くなるのと対照的にその身が壊れることを厭わないという姿はなんだか見ていて切なくなりました。
右も左もわからない主人公を導いてくれたのはアウト・オブ・デイトです。ワールドイーターによって足を失った彼ですが、怒りに任せて行動することはなく常に知的に主人公をリードしていました。
あまりの冷静さに実は彼がラスボスなのではないかと疑ったのはここだけの話(笑)
他にもミリアドトライブのシーフーやワールドイーター討伐を手伝ってくださった方々がいますが、それらの人々は皆さん自身で接してみてくださいね。
まだまだ愉快な仲間達がたくさんいます!
操作性
オープンワールドの本作ですが、基本的にはナレーションによってほぼ行く先が決められています。無視しても良いのですが、そうなると難易度はかなり上がってしまうでしょうね。
ナレーションベースというのは結構新鮮に感じます。主人公が喋らなくてもちょうど良いくらいです。
難易度はそこまで高くは感じず、誰でも簡単にクリアをすることが可能かと思われます。しかし単純ながらも近距離・遠距離・魔法のように選べる戦術は多く、人それぞれスタイルが異なるのは良い点ですね。
属性も4種類あるので選べるスタイルはかなり多いです。
途中から気が付きましたが、このゲームはクラフトを使いこなすことでかなり難易度を下げることが可能です。しかもクラフトアイテムを集めたり、武器を作るのもかなり楽しめるなどローグライク的な要素も兼ね揃えていました。
いかに良い武器を作るのかというのがとても大切なゲームでした。
ということで、長らくプレイしてきた【バイオミュータント】はこれにて完結となります。ここまで御拝読いただきましてありがとうございました。次回はまた別のゲームをプレイしていきたいと思います。
ではまた。