どうも、こんにちは。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
前回で宇宙を舞台にした壮大な物語【アウター・ワールド】を無事にクリアすることができました。今回はプレイ後の感想になります。
ストーリー
- かなり短い
- 難解な組織図
- スケールは大きい
- 近い未来で実際に起こりそう
まずはストーリーに関してですが、あくまで私の体感としてはメインストーリーだけやると結構短く感じました。あまりやり込まなくてもクリアすることが出来てしまい、日記以外で何かをしたというのもありません。私のゲーム日記としても過去最短での完結となりました。
エンディングが始まった時は「えっ？もう終わり？」と思ってしまいました。
宇宙を舞台としてスケールが大きな話が展開されていきますが、組織や主人公の立場などは少々説明不足かもしれません。翻訳の関係もあるかもしれませんが、良く話を聞いていないとすぐに置いてかれてしまいます。
音声は日本語訳がないので余計にしっかりと文字を追っていかなくてはいけません。
ゲームとしての話の出来は良かったと思いますが、実際に宇宙旅行が身近なものになったらこういったことが起こると思わせてくれるような話の作り方でした。常に"自分だったらどうするか"を考えさせられるのは、RPGとしてかなり良い点ではないでしょうか。
宇宙旅行をしたいような、したくないような、複雑な心境にさせられました(笑)
キャラクター
- とにかくパンクな人々
- ひねくれた物言いをする
- 表情は固い
- 味方が少ない
- 見分けがつけにくい
キャラクターに関しては、主要キャラはそこまで多くないように感じました。それでも十分に満足することが出来たのは、ひとりひとりがかなり濃く作り込まれているからだと思います。とにかくパンクというか、ほぼ全員が"破天荒"という言葉が似合ってしまうというカオスを作り出しています。
まともだったのはパールヴァティーと、
クラーク大臣くらいじゃないでしょうか？他はみんなヤバい人です！(笑)
翻訳の関係だと思いますが、キャラクターは皆まるで洋画のような物の言い方をします。良く言えばシャレが効いている。悪く言えばひねくれていると言ったところでしょうか。言葉の裏側を拾うのが得意(好き)な方は良い印象を受けるかもしれませんが、そうでない方は何を言いたいのかが理解できないかもしれませんね。
いちばん不真面目なのがAIのエイダだというのがその全てを物語っているように感じます(笑)
もしかすると私がメインストーリーだけしかやっていない関係かもしれませんが、仲間も少ないように感じます。枠としては5人分あるのですが、最後までストーリーを進めて仲間になったのがパールヴァティーとニョカの2人だけというのは少々寂しすぎる感じがしました。
麦わら海賊団を目指したのですが、私はグランドラインには入れなかったようです(笑)
洋ゲー特有の表情の固さというのも気になった点です。なにを話していてもほとんど無表情。このことがより一層話の理解度を難しくしているように感じます。
少しだけ悩んだりした表情は浮かべますが、ほとんどの人達が眉間にシワを寄せているような雰囲気でした。
操作性
- 急に跳ね上がる難易度
- 攻略の自由度は高い
- ファストトラベルやUIなどは少々不便
- ボスは実質的には最後だけ
難易度に関してですが、私はノーマルでやりましたが結構難しかったと思います。思いの外あっさりとやられてしまいますし、オートセーブがなかったら心が折れていたかもしれないと思えたほどです。
これは他のゲームでも同じかもしれませんが、特に難しく感じたのはゲーム冒頭と最後のステージです。冒頭については慣れればなんとかなりますが、最後のステージに関しては急に難易度が上がったように感じました。しかも後戻りが出来ないので、無理矢理にでも突破するしかありませんでした。
ドローン最強説はこの作品だけではなく、近年のFPSの課題にも感じます。個人的にはドローンよりも人と戦う方が好きなので、もっと簡単に壊れてくれると助かりますね。
しかしこの難易度となったのは今回私が自分自身に課した"縛り"のせいでもあります。実は私は今回のプレイでは遠距離武器のみの攻略を目指し、完遂しました。でも、この手のゲームでは総じて近距離武器の方が火力が出るのが定石となっているので、もしかすると近距離武器を使えばもっと簡単に攻略することも出来たかもしれません。
FPSゲーマーとしてのくだらない意地が出てしまいました(笑)
UIやメニューに関してもこのゲームに限ったことではありませんが、最近のゲームではやれることの多さに比例して少々複雑になる傾向があると思います。まだ"慣れれば大丈夫"というレベルではありますが、いかにシンプルに仕上げるかというところと、色々なことをやりたいという希望の丁度良いところを探るというところにクリエイターさんの苦労が垣間見えるような気がします。
結局は自分に必要なところしか使えないので、別にたくさんあっても良いんですけどね(笑)
ボス戦に関しては実質的にはラスボスとなったロボットだけでした。しかもそのラスボスも、周りのドローンの方が厄介だという少々寂しい結果になります。
う～ん、もったいない！
総括
案外サクッとクリア出来てしまった【アウター・ワールド】ですが、日記の＃1でも申し上げたように続編が発表されました。まだ商品化には少々時間がかかるようなので、楽しみにしながら待ちたいと思います。
ということで、長らくお付き合いいただきました【アウター・ワールド】はこれにて終わりとなります。次回はまた別のゲームをプレイしていきたいと思います。
ではまた。
