サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

アバター:フロンティア・オブ・パンドラ プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

作品に初めて触れることから、プレイを開始する前は青い人が自然豊かな土地を飛び回っているくらいの知識しかありませんでした。自然が豊かという点は違えていませんでしたが、蓋を開けてみると人類がその汚名を遺憾なく押し広げ続けるというなんとも言えない感じでしたね。

人間が他の惑星を破壊する様を描いた【アバター:フロンティア・オブ・パンドラ】ストーリーに関する感想です。

※本記事はネタバレを含みます。

 

〜ストーリー〜

主人公はRDAという人間の組織によって孤児として育てられたナヴィになります。人間に育てられている理由は人類とナヴィとの関係を繋ぐ為ということですが、幼少期から人類の歴史を教育によって叩き込まれてきた孤児達はやはりナヴィとしてパンドラの地に帰ることを夢見ていました。


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姉のアハリはTAPの責任者であるマーサーに反抗をしていました。

 

脱走計画を企てる孤児達ですが、それはアハリの死という最悪の結果で終わってしまいました。それから数年、脱走は意外な結果で成功を収めることになります。なんとRDAの方からこの施設を放棄することになり、殺処分されるはずだった孤児達は教師役のアルマの協力を得てしばらく身を隠す(施設内でコールドスリープ)ことになりました。目を覚ますと、そこには別のナヴィを連れたアルマの姿があり、本格的な脱走がスタートします。


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アハリの死は人間がナヴィを道具としか思っていないことの何よりの証拠です。


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ナヴィじゃなくてもずっと施設の中に閉じ込められていては脱走もしたくなりますね。…私は建物内でも全然平気ですけど(笑)

 

アルマが連れて来たナヴィの協力もあって脱走は見事に成功します。その際に出会ったソッレからの進言でレジスタンスに加盟することになり、同じくそこに逃げ込んでいた孤児達と共にRDAと対抗していくことになりました。


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レジスタンスには人間も居ます。人類がみんなRDAの考え方を推進していた訳ではないようですね。

 

レジスタンスはこれまでもパンドラの各部族と共闘をしようとしていましたが、中々上手くいっていなかったようです。しかしレジスタンスはナヴィのどの部族とも繋がりがあるサレントゥ族の孤児達ならば部族を取り纏めることが可能だと考えました。そこで、まずはアラナへ族という部族を探しに行くことになります。


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アラナへ族にはかなり警戒されていました。…いや、もしかすると最後まで打ち解けていなかった?(笑)

 

アラナへ族は戦いを好まない部族のようで、レジスタンスに加わる気は無さそうでした。しかし彼らが大切にしているキングラーという蛾が何故その生態系を脅かされていたのか(もちろん人間の環境破壊のせいです)を知らされ、それを族長カッナの娘であるエトューワが1人で対抗しようとしていることを知り、ようやくアラナへ族は重い腰を上げることになりました。


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イクランに乗れるようになったのもアラナへ族のおかげです。


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エトューワと同様にキングラーを助けようとしたエトューワの母親(カッナの妻)はRDAにやられたようです。


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保守的な老人を立ち上がらせるのは大変でした。

 

アラナへ族の次はゼスワ族です。アッパープレーンズという爽やかな土地で遊牧民として過ごしているゼスワ族は、自らを勇猛果敢な槍使いと自負しています。それだけに共闘を申し入れるのはそこまで難しくありませんでした。なんなら私が依頼をしなくてもRDAにザクルを殺されたことで怒り狂ったゼスワ族は自らRDAの施設を急襲します。


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ネシームとミーナンの姉妹がゼスワ族の案内役でした。


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ダイアホースという馬に乗る方法を教わりました。


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ザクルは象のような巨大な生き物です。ゼスワ族にとっては家族のような存在だそうです。

 

共に戦い、RDAの施設を破壊したことでゼスワ族との絆を深めることが出来ました。彼らともまた協力関係を結ぶことが出来ます。それを祝ってレジスタンス本部でパーティーをすることになりましたが、そのパーティーの最中にRDAから急襲されて攫われてしまいます。


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マーサーが何故そこまで孤児達に執着していたのか?それは最後まで不明でした。もしかするとRDAでの彼の立場があまり良くなく、サレントゥ族を手に入れることがその逆転の切り札だったとかでしょうか?

 

捕まったRDAの施設ではビリーというレジスタンスの仲間の協力もあって無事に脱出をすることに成功します。元々RDAを裏切ってレジスタンスに来ていたビリーは命を駆けて主人公を脱出させますが、そのビリーとは逆にレジスタンスを裏切って我々を売ったのは同じ孤児として育ったテイランでした。彼はマーサーに幼少の頃から洗脳をされており、マーサーの言うことを信じてしまっています。


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ビリーは口も悪く態度もひねくれていましたが、最後はその命をかけて私を守ってくれました。

 

レジスタンスが新たに作った隠れ家に向かい、そこで再建をしていきます。怪我人も多く出ていることから、その近くを縄張りとし薬学にも成通しているカメティーレ族に協力を請うことにしましたが、なんとその部族はサレントゥ族を滅ぼしたという罪で部族ごと追放されているパンドラの厄介者でした。


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元々ここにもレジスタンスは隠れ家を作っていたようです。不測の事態に備えて危機管理能力があったということですね。

 

そのカメティーレ族に科せられた罪は冤罪でした。彼らはサレントゥ族を滅ぼしてなどおらず、サレントゥ族の滅亡はRDAによる虐殺だったことが判明します。その現場には実はアルマが立ち会っていましたが、彼女もまたサレントゥ族とのまともな交渉を望んでいたところをRDAに裏切られる形になっていました。しかし今までそれを孤児達には黙っており、自分の功績を優先していました。その裏切り行為からアルマのアバターは孤児によって消されてしまいます。


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消されるというより、刺されるといった方が良かったですね。


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死んだのはあくまでアバターだけです。人間としてのアルマはご存命ですので!

 

ようやく真相が分かりましたが、ここからマーサーの攻撃は激しくなっていきます。彼はパンドラの油田を全て自分のものにしようとしており、掘削作業はどんどん進んでいきました。しかし、その掘削作業によりパンドラの環境を破壊は続いており、このまではこのパンドラという惑星も破壊されてしまいます。


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結局、人間はどこに行っても自分たちの利益のために環境をないがしろにしてしまうんですね。

 

マーサーの計画を知ったレジスタンスとナヴィの部族達は、協力をして彼を打ち倒すことにしました。奇しくもRDAの施設に潜り込んだ際にレジスタンスを裏切ったテイランからマーサーの基地のマップを渡され、機は熟したといえます。部族達が敵の気を引き付けているうちに私が地下から忍び込むという作戦を遂行することになりました。


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この時点ではテイランが敵か味方かはわかりませんでした。

 

マーサーの基地に侵入をした私は内側から基地の防衛機能を解除していきます。そして部族達を次々と引き入れていきました。劣勢に陥っていると判断をしたハーディングは早々にマーサーに見切りをつけて離脱し、残されたマーサーはそれでもこの状況を覆せると1人で抵抗をしていきます。


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この人を見ていると、度を越した欲望とプライドは身を滅ぼすというのがよくわかりますよね。

 

最終的にはパンドラを破壊してしまうほどの巨大な爆弾すら躊躇無く発射しようとしたマーサーですが、それを寸前のところで止めるとテイランと私によって基地に固定され、基地破壊の爆風に飲み込まれてしまいます。亡骸は確認出来ませんでしたが、おそらく基地と共に爆散したことでしょう。


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キーマンは私ではなくテイランでした。主人公の座は譲ります(笑)


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権力を握るということは恐ろしいことです。


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結局爆発は免れませんでしたが、肝心なのは爆発をした場所ということ?

 

これでパンドラの平和は保たれました。我々孤児達はナヴィとして失った時間を取り戻すためにサレントゥ族としてこの話を語り継いでいくことになります。果たして今後この話を語り継ぐ世代(次回作)は訪れるのでしょうか…。


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とりあえず、死にゲーだったということだけはしっかりと語り継いでいきましょうか(笑)

 

以上がこの作品の大まかなストーリーとなります。結果としてはパンドラの原住民となるナヴィが勝利したということになりますが、実際に地球でも原住民が最新の装備をした人々によって侵略をされ、その豊かな自然や受け継いだ文明を失っていくということもあると思います。それが文明の進化として自然な流れであれば何も言うことはありませんし、部族の方々が選んだ未来であれば口出しをする権利もありません。しかし中には強制的に生活を変えられてしまうことが起こるのも事実です。意識をしない内に実はその被害の上で豊かな生活を送っている我々がそれを嘆くのはお門違いかもしれませんが、少しでもそういった事実があるということを知っておくのは決して無駄では無いと思いました。とはいってもいきなりレジスタンスのように戦うことは出来ないので、我々は小さなことから母なる惑星である地球のことを思って行動できれば良いのではないでしょうか。

ということで、ストーリーに関する感想は以上となります。次回はキャラクターについての感想です。

 

ではまた。


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