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サラリーマンゲーマーのmifuiです。
不思議な生物が沢山居た惑星アデルファですが、実は地球でも毎年数千という数の新種生物が発見されているようです。これまでは技術的に調査が難しかった場所にも入れるようになったり、そもそも生物も進化の途上にあるので新たな生態を持った生き物が出てきてもおかしくは無いですよね。特に熱帯雨林や深海など調査がまだ十分に進んでいない場所などでは、新種の生物が発見しやすいかもしれません。ちなみに今となっては当たり前に生存が確認出来ているゴリラやシーラカンス、オカピという生き物ですが、発見前はUMA（未確認生物）として認識されていました。アデルファで見た変わった生き物達ももしかすると現実でUMAとして生息をしているかもしれませんね。
生物の進化に想いを馳せながらプレイした【アウトキャスト 新たなる始まり】今回はキャラクターに関する感想となります。
〜キャラクター〜
カッター・スレイド
まずは主人公のスレイドからです。元WFAの司令官で、元々はアデルファの侵略作戦を遂行していました。その作戦を共に進めていたマリオン（コードネーム:ウルフ）という女性と恋仲になり、娘が生まれます。しかし仕事人間だったスレイドはマリオンとは離婚することになり、しかもマリオンは将軍の婚約者だったことから因縁が生まれてしまいました。そんな個人的な因縁もあり、アデルファ侵略作戦失敗の汚名を着せられたスレイドは処刑されてしまいますが、アデルファの神であるヨッドに救世主（ウルカイ）として認められたことで記憶を失い転生することになります。転生後はアデルファをWFAの侵略から救い、タランと人間の橋渡しとなることで両文明の絶滅を防ぐことになりました。そんな救世主ですが、とても口が上手くていい加減な性格をしており、楽観的で女たらしという良くも悪くもラテン系のノリがある明るいオジサンになります。
転んでもタダでは起きないスレイド。頭の回転が早くて機転が利くのが長所です。
レハズ
アデルファでドロタイ・ガーディアンという組織を率いる女性のタラン。侵略者である人間に対して警戒心を持っており力こそが全てという考えで行動しています。しかし意外にも初対面のスレイドの話を聞くなど柔軟性も持ち合わせているかと思いきや、物語終盤でスレイドがWFAと連絡を取っていたことが判明すると激怒し、より過激なゾン・サンクラという組織を作って暴れ回ります。真面目ではありますが少々頭が硬く、自分の信念に従い突き進む猪突猛進型です。
時折暴走をしますが、彼女がいたからこそスレイドがアデルファに馴染めたと思います。
ダアク
スレイドがアデルファで最初に向かったエメアの村で異常者として迫害されていたタラン。タランは天啓から仕事を決めるようですが、ダアクに与えられたのは湖に沈んだ宝を探すことでした。しかし泳げないダアクはスレイドに助けを求めます。スレイドが拾い上げた宝はガレンタという生き物の卵で、それを孵化させるとエメアの産業だった樹の実の採取が楽になったと支持を集めて村長に抜擢されました。基本的にはとても優しく友人想いであり、何で迫害されていたのか不思議なタランでもあります。
タランの中でも抜群に性格が良い常識人です。自分を迫害していたエメアのタラン達に何も文句を言わない聖人でもあります。
ジャック・ボアラム
WFAの将軍という地位に就いている敵将。昭和の管理職並にオラオラ系で敵味方問わずに厳しい態度を取りながら作戦を遂行しています。時に上司にさえ噛み付くほどですが、あまりの激情ぶりに精神診断を勧められるほどでした。実はスレイドに彼女を取られたことがあるのは前述しましたが、公私混同で処刑までしてしまうのは些かやり過ぎかと思います。そんな彼の1番の功績はスレイドの娘であるカミラを引き取って育て上げたことでしょうね。
ある意味スレイドとはお似合いのライバル関係でした（笑）
カミラ
スレイドとマリオンの娘であり、ジャック・ボアラムが育てた女性。どうやったらあんな親たちからこんな真面目な娘が育つのか不思議なくらい、このゲームに登場する人間の中では数少ないまともな大人と言えます。スレイドの娘ということが関係あるのかは分かりませんが、ウルカイとして目覚めて最終的にレハズと共に司祭の力を覚醒しました。
もしや母親似なのでしょうか？性格はあまりスレイドには似ていませんね。あっ、髪質はスレイド譲りかもしれませんよ（笑）
アルマイエル
キザールの巫女でありアルマとイエルという姉妹の総称。不思議な力でキザールとアデルファを守ってきましたが、イエルがジャック・ボアラムにやられてしまったことで激怒したアルマにより戦争に発展してしまいました。常に毅然とした態度を取っており派手なドレスを纏う姿はまるで大物演歌歌手のようです。
どちらがアルマでどちらがイエルなのか？最後まで見分けがつきませんでした。
ヴァーノン
ジャック・ボアラムの下で働くWFAの中佐。少佐時代にスレイドをアデルファに送り込んだ張本人であり、その責任を強く感じていたことから秘密裏にスレイドに協力をしていました。しかしその謀反はジャック・ボアラムにバレており、最終的に射殺されてしまいます。穏やかで良い人なのですが、唯一転生できなかった尊い犠牲者でもあります。
カミラのお目付け役を言いつけられていたヴァーノン。あぁ、悲しき中間管理職（笑）
主要キャラは概ねこの位ですが、この他にも多くのタラン達が登場します。レハズの娘であるイシャナ、ヴェンティロープ・クラブのバラム、祈祷師ドラオド、プロクリアナのマールなど、面白いタランは大勢います。しかし全員を紹介しているとキャラが濃すぎて胸焼けがしそうなので、それらのキャラクター達には皆さん自身で会いに行ってあげてくださいね。
ということで、キャラクターに関する感想は以上となります。次回は最後にゲームのシステム面の感想となります。
ではまた。
