サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

アウトキャスト プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

前回見事にこのゲームをクリアしましたが、やはりゲームをクリアした後の日の出は美しいですね!とはいっても私は徹夜でゲームをするタイプではありません。というか、体力的に出来ません!(笑)どちらかといえばしっかりとコンディションを整えて休みをしっかりとゲームに費やすという、まるでアスリートのようなタイプになります。そこまでしっかりしてもクソエイムな訳ではありますが…。

クソエイムでも安心してプレイをすることが出来た【アウトキャスト 新たなる始まり】今回はストーリーに関する感想となります。

 

〜ストーリー〜

概要

WFAという組織で司令官をしていたカッター・スレイドは、その組織での失敗の責任をとらされ処刑されました。そして記憶を失って転生をした惑星アデルファでタラン達と自らの記憶を取り戻すために行動を開始します。その中で徐々に記憶を取り戻し、娘に会うために地球に帰るという目標を持ったスレイドは、アデルファの住人でありWFAに侵略をされているタランに協力をしながら地球に帰る方法を模索していきます。人間の武器を得て好戦的になったタラン達と、力ずくで侵略を進めるWFAの相手をしながら、ウルカイ(救世主)としてアデルファのヨッド(神)の声を聞き取り、人間とタランの橋渡しをすることで両種族の絶滅を防ぐためにジェットパックで所狭しとアデルファを飛び回っていきます。


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異世界転生オジサンのオープンワールド大冒険ストーリーです。

 

ストーリーの複雑さ

物語としてはとても単純明快な異世界ものになり、目的も家族が待つ地球に帰るという簡単なものとなります。しかし、その単純な物語をとても複雑にしている要因が専門用語の多さです。ゲーム冒頭からウルカイやドロタイ・ガーディアンなどの聞き慣れない言葉が連続で飛び出し、会話の途中で用語集を見るという事態に陥るほどです。慣れてくれば用語集を見なくても何を言っているのか大体わかるようになりますが、その前にプレイを諦めてしまうプレイヤーもいるのでは?ということを考えると少し勿体ない感じがしますね。


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ちなみにムービーでは用語集を開けません。よく見ると日本語に似ている言葉もあるので、まるで聞き慣れない方言を聞いている気持ちになります(笑)

 

世界観(雰囲気)

ゲームを開始するとすぐに転生先の未知の惑星で記憶を失ったオジサンが帰る術を探すという、私だったら泣いてしまいたくなる絶望的な状況に放り出されることになりますが、それを全く悲観的にしていないのが主人公であるカッター・スレイドのキャラクターになります。さらにアデルファに住むタラン達は人間よりも技術的に乏しく、どこかのんびりとした雰囲気をしているので、状況ほど危機感は感じません。激しい戦闘とは裏腹に意外とのんびりプレイ出来るオープンワールドという雰囲気でした。


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美しい自然の中を思う存分にジェットパックで飛び回れる癒し系(?)のゲームです。

 

ストーリーの深掘り

ゲーム冒頭では主人公の記憶喪失に伴い何も知らないという状態ですが、ダオカ(ポータル)を潜る度に思い出す過去の記憶からWFAの司令官だったということを思い出すことが出来ます。そして今作の舞台となったアデルファの侵略を試みており、その作戦を共に遂行していた女性と結ばれ娘が生まれていました。そもそもアデルファには資源となるヘリディウムを奪うために人間が支配に来たということでしたが、それを遂行していた筈のスレイドが作戦の失敗により将軍に処刑され、ウルカイ(タランの救世主)となって転生をしたことで逆に人間を止める立場になるというのは皮肉なものだと思います。しかし記憶を失ったからこそ公平な立場で物事を判断することができ、力で支配し富を得ようとした人間も、それに真っ向から武力で抵抗しようとしたタランもなだめることが出来たのだと思います。現実の世界でもそうですが、正義とはそれぞれの立場によって変わるものですが、無理矢理言う事を聞かせようとすると抵抗されるということを言い表した、正に「北風と太陽」の話そのものだと感じました。


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時に相手のことを想って手を取り合う必要性を訴えていますね。

 

類似作品

オープンワールドのTPSというのは今となっては珍しくありませんが、しいて言うなら【ELEX2】あたりが近いかもしれませんね。専門用語で話を理解するのが大変といったところもある意味似ているのかもしれません(ELEXの場合は翻訳の問題でしたが…)ジェットパックで飛び回ったり、異世界の生物が闊歩しているところも類似点と言えるでしょう。良くも悪くも海外産のオープンワールドらしさが見え隠れしていました。


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タランの雰囲気は"青くないアバター"です。独特な雰囲気で憎めないキャラクターでした。

 

ストーリーや物語の雰囲気に関しては以上となります。リアルではあまり行きたいとは思えないかもしれませんが、それ故に画面の中で行けるのがゲームの良いところですよね。皆さんもぜひ自然豊かな惑星アデルファへとお越しいただければと思います。

ということで、次回はキャラクターに関する感想となります。

 

ではまた。


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