サラリーマンゲーマーmifuiの【のんびりゲーム日記】

日々プレイしているゲームの状況をのんびりと紹介していきたいと思います

Stellar BLADE プレイ日記#1【新】


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失われし楽園を取り戻せ

平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

今回からは2024年4月26日に「ソニーインタラクティブエンターテインメント」さんから発売されました。【Stellar BLADE】をプレイしていきます。開発は韓国のゲームメーカーである「SHIFT UP」さんになりますが、有名なところだと【ディスティニーチャイルド】や【勝利の女神:NIKKE】などを製作しているメーカーさんになります。今回のソフトはコンシューマー向けということですが、プレイステーションのダウンロードランキングでは暫くトップを独走しているソフトになるので気になっていました。果たしてどんなゲームなのでしょうか?早速プレイ開始です。

 

〜宇宙からの救世主イヴ〜

オープニング映像は宇宙船からです。まるでクジラのような形をした宇宙船は何かと戦闘を繰り広げているようです。その宇宙船目掛けて地球からミサイルが襲撃し、多くの宇宙船が破壊されていきました。


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独特の船型をした宇宙船団が飛んでいます。


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シールドでは防ぎきれていません。


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あらまあ。これはもうダメですね。

 

緊急プロトコルを発動した宇宙船はドロップポッドを射出します。大量に射出されたドロップポッドは地球に落ちていきますが、ドロップポッド同士も衝突をして全ては無事では無さそうです。


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イカのような形をしたドロップポッドです。宇宙船はみんな海の生物を模しているのでしょうか?

 

そのドロップポッドの中の1つに今作の主人公であるイヴが入っていましたが、イヴのドロップポッドは着地の衝撃で扉が開かなくなっています。中から開けられずに苦戦をしていると、外から別の方によってドロップポッドの扉が開かれました。


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おや?開始1分で詰みですか?(笑)


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あらまあ、綺麗なお姉さん。


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お姉さんこと「タキ」によって引っ張り出されました。

 

ドロップポッドの外は戦場でした。先ほどミサイルを射出していた生き物もここに居ます。星降る地と呼ばれるこの場所には小さい敵も居るので、チュートリアルとして戦いながら先を急ぎましょう。


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これがミサイルを撃っていたんですね。…生き物?


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エリア説明もオシャレです。

 

戦闘のチュートリアルをやった感想としては、避けるアクションは移動距離が短いので敵の攻撃はガードをするのが良さそうだと感じました。他のアクションゲームの感覚で避けようとすると、普通に敵の攻撃を被弾します。


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慣れるまでは攻撃を受け止めていきましょう!(笑)

 

チュートリアルを処理しながら進んで行くと、先では他の仲間達が戦っていました。しかし戦況はあまり良くなさそうで、クリーチャーにやられてしまっています。


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あらぁ〜、とても痛そうです。

 

そこに参戦すると、ジャストパリィを使いながら戦うことになりました。無事にこのクリーチャーは倒しましたが、どうやらその戦いの中でイヴは怪我をしてしまったようです。タキからその怪我を治すための薬をもらいました。


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ちなみに彼女たちはただの人間ではないようです。人類が進化した存在らしいですが…


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パリィが下手な私には戦いづらい相手です。

 

その先に合流地点が見えてきますが、そこまでの道のりはミサイルによる爆撃を避けながら進まなくてはなりません。たまに爆風に飲まれてしまいますが、もう無理矢理突き進んでしまいましょう。


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危ない!ちょっと掠りましたよ?

 

合流地点では仲間たちが先に戦っていましたが、そこにいた敵は他の雑魚敵とは違い、「アルファネイティブ」と呼ばれる存在でした。アルファネイティブは力を解放すると、一瞬にして仲間たちを吹き飛ばしてしまいます。


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あの赤い部分は刺激を与えると爆発するタイプのやつですよね?


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ちょっと衝撃的な映像になりました。

 

ショックを受けるイヴですが、そんな彼女に対してタキはしっかりするようにと声をかけます。そして二人でアルファネイティブに挑むことになりました。


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クールビューティー


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唐突に始まるボス戦!

 

このアルファネイティブ戦は先ほどのパリィとガード、さらに回避を織り交ぜながら戦っていく必要があります。まだうまく戦うことはできませんが、タキも一緒に戦ってくれるのでそこまでピンチにはならないと思います。


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上手に戦えてるように見えるでしょうが…


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数秒後にはこうなりました(笑)

 

かなりスタイリッシュな戦闘ですが、そのゲームのスタイルに反して最後はゴリ押しで倒しました。戦闘後のムービーではイヴとタキがそのスピードで敵を圧倒し、華麗に捌いていきます。


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運動能力が高すぎて目がついていきませんね。

 

戦闘後に判明しましたが、どうやらこの敵はアルファネイティブではなかったようです。しかし多くの仲間がこのクリーチャーの前に敗れたことにイヴはショックを受けていました。


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イヴさん優しいんですね。

 

仲間のキャンプを探そうという話になりましたが、そこで新たな敵の襲撃を受けます。敵が襲来した時の爆風によってイヴは倒れ込んでしまいますが、手助けに来たタキが確認をした敵は本物のアルファネイティブでした。


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爆薬の量を間違えた特撮映画みたい(笑)


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これがアルファネイティブ?人型のクリーチャーみたいですね。

 

タキは勇猛果敢に1人でアルファネイティブに挑みます。しかし、一瞬にして腕が飛ばされてしまいました。手負いになったタキはアルファネイティブに捕まりながらイヴに逃げるようにと指示を出します。


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武器も彼女もかっこいいですね。


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一瞬で腕を持っていかれました。力の差は圧倒的です。


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命がけでイヴを逃がすタキ。腕の断面が痛々しい…。

 

ということで、今回はここまでになります。次回は逃げ延びたイヴの様子を見ていきましょう。

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ後記③


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

私はゲーム自体はとても好きですが、決して上手いというわけではありません。これは今に始まったことではありませんが、それでも子供の頃はもう少し上手かったような気もしています。たまに古いゲームをやると「こんなに難しかったかな?」と思いますし、よく昔はこんなに難しいものをクリアしたなと自分でも感心をしてしまいます。おそらく様々なシステム的な部分で最近のゲームは便利になっており、それに慣れてしまったことでひと昔前の若干不便なシステムに順応出来なくなったのだと思われます。決して年齢を重ねて衰えたという訳ではありませんからね!(笑)

プレイは下手になってもシステムの穴を見つけるのだけは上達し続けたゲーマーの【Rise of the RONIN】最後はシステム面の感想となります。

 

〜システム〜

まずはゲームのジャンルですが、オープンワールドのアクションになります。オープンワールドと言ってもステージ式のオープンワールドであり、横浜・江戸・京都という3つの箱庭が用意されています。この順番で攻略をしていくことになりますが、マップの大きさは徐々に小さくなっていくことになります。これには賛否ありましたが、私個人としては賛成でした。というのも、どうしてもマップが大きくなると移動が面倒になりますし、それはゲーム終盤になり早くエンディングが見たいと思うほど素直な感想として持ってしまうと思います。なので、徐々にマップを小さくしていくことで移動の手間を省き、物語終盤の盛り上がりに乗じて続きを手早く体感できるようにしたというのは英断だと思いました。


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そこそこ広い横浜マップですが、移動が苦痛になるほどではありませんでした。

 

移動に関してはオープンワールドとなるとどうしても焼き増しのように似たような景色が多くなりがちですが、本作ではあまりそのような雰囲気は感じませんでした。江戸時代ということでどうしても現代よりは自然が多くなるのは当たり前ですが、治安の面も含めて当時の様子というのを上手いこと再現できていたと思います(まあ私は江戸時代を体感したことがないので再現度はわからないですけど(笑))さらに少し動くと様々なイベントに巻き込まれ、飽きずらい工夫もされていました。


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対戦相手は人間だけとは限りません。

 

さらにそれらのイベントに首を突っ込もうと思うのがハクスラ要素です。まあとにかく敵が装備品を落とすこと!雑魚敵から装備一式を剥ぎ取るというのもざらで、すぐに装備品を更新していくことが出来ます。装備品にはレアリティもあり見た目にも反映されることから、見過ごしても良い雑魚敵でさえも宝箱に見えてきますね。


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インベントリの容量は驚異の2000個越え!小まめに売りに行く手間もありません。

 

戦闘

戦闘に関しては刀を使ったアクションだけでなく、銃を使った遠距離戦もできます。まるでTPSのようなプレイというのも可能ではありますが、持てる弾数は少ないのであくまで補助的な域を脱しませんでした。そもそも普通に遠距離武器が強いので、これをメインウエポンにしてしまうとバランスブレイカーとなってしまいますね。


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弓は枝からクラフトも可能です。ヘッドショットを狙えれば弓がメインウエポンになるかも?

 

近接武器は刀に加えて槍や大太刀、薙刀や銃剣というものまであります。さらに流派と呼ばれる戦闘スタイルを組み合わせることで人それぞれの楽しみ方が出来るようになっていました。私はほとんどを刀の立身流で攻略しましたが、もし2周目をやるとしたら今度は違う武器と流派で行きたいと思います。


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最もポピュラーでバランスが良いのが刀ですが、大太刀や大剣で一撃を極めるのもカッコいいですよね。

 

近接戦闘は各流派ごとの武技と呼ばれるスキル技や、石火というパリィを使いながら戦っていきます。特にこの石火が中々使いやすくなっており、ただ弾くだけでなくダメージも与えることができ、成功させると相手の気力を削いで自分のチャンスにすることが可能になります。本来の楽しみ方では無いのでしょうが、私のようにアクションゲームに自信が無い方はほとんどこの石火を連発しているだけで勝ててしまいます。


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カツンッ!と相手の武器を弾くアクションが小気味良いです。

 

真っ当な侍としての戦いだけでなく、闇夜に隠れてステルスで暗殺を実行したり、様々なガジェットを使いこなしてトリッキーに戦場を駆け回ることも出来ます。ここに関しては各々の好みで戦い方が分かれるところでしょうね。


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滑空をすることも可能です。重力には逆らえませんけどね。

 

因縁

このゲームにおいて大切なのは実際の歴史上の人物たちと結ぶ因縁になります。これは単に知り合ったというだけでなく、徒党というNPCキャラクターとして任務で共に戦ってくれたり、流派のレベルに影響を及ぼしてきます。単純に濃い人達が多く、話しているだけでも楽しいというのもありますが、より多くの方々と因縁を結んで有利にストーリーを進めるという事が求められていますね。


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因縁キャラはかなり多いのでコンプリートするのは大変です。

 

バグ

ここ最近のゲームではほとんど発生をしているバグですが、このゲームでは私は遭遇しませんでした(ネタとしてはちょっと残念(笑))何回かアップデートも入りましたが、そのアップデート以前にもバグは発生しなかったように感じます。かなり完成度は高かったですね。


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バグどころか激しい戦闘でも処理落ちすらしませんでした。

 

プレイ時間

私はクリアまで40時間程度を要しました。結構寄り道をした方だと思いますが、それと同時についつい楽しくてプレイ時間がかかってしまったという感じです。まさに時間泥棒という言葉がぴったりだと思います。もちろんいい意味で、ですよ?(笑)


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ちなみにクリア後には暗夜という高難易度のモードがアンロックします。より厳しい戦いを求める方は是非挑戦をしてみてください!


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クリア後は極上品という レアリティをアンロックします。装備集めもまだまだ捗りそうです。

 

総括

一言で表現をすると、ここ最近でのベストゲームと言えるほどの面白さでした。楽しくて勉強になるというのは本当に一石二鳥だと思います。絶対にやってみて損はないと思いますので、皆さんもプレイをしてみてくださいね!

ということで、以上で【Rise of the RONIN】のプレイ日記は完結となります。次回からはまた別のゲームをプレイしていきたいと思いますので、ぜひまたお付き合いいただけると幸いです。

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ後記②


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

かなり登場キャラクターが多い本作ですが、どうやらこれでも販売前に3割ほどキャラクターが減らされたようです。元々どれだけキャラクターが多かったのか?と驚きを隠せませんが、それだけ幕末には凄い人達が多かったということになるのでしょう。しかしあまりに多すぎて私も振り返るのが大変なので、あくまでメインストーリーで絡んだ方々だけに絞らせて頂きたいと思います。ちなみに振り返る順番は登場順にさせて頂きますね。

夢と希望を追い求めたキャラクター達が大暴れした【Rise of the RONIN】登場キャラクターに関する感想となります。

 

〜キャラクター〜

主人公

まずは主人公からです。黒洲藩という場所で秘密裏に任務をこなす隠し刀として育てられた主人公は黒船への潜入を指示されました。そこでペリーと相対した主人公は相棒となる片割れを失ってしまいます。後に片割れが生きていることがわかり、その相棒を追って幕末の志士達と行動を共にすることになりました。口数は少ないですが、その腕っぷしから周囲の信頼を得ているようなキャラ設定となっています。


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キャラメイクがあるので、この見た目はあくまで私が作ったものになります。

 

片割れ

主人公とコンビを組む隠し刀ですが、幼少期に争いに巻き込まれたことで孤児として育てられます。ペリー襲撃の際に青鬼によって腕を落とされ、それからは主人公とは別行動になりますが、隠し刀が求められる戦乱の世を求めて常に場を荒らしていきます。主人公と別行動になったことでおかしく(メンヘラに)なってしまったような感じがしました。


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こんなメンヘラな人が近くに居たら疲れてしまいますね(笑)

 

研師

隠し刀の師匠ですが、彼女も元々は隠し刀だったようで、主人公と同様に片割れを失った過去があります。掟に厳格ではありますが、自分と同じように片割れを失うということを主人公には味わって貰いたくなかったらしく、命を賭けて主人公を里から送り出しました。厳しさの中に優しさを隠し持った職人のような方です。


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見た目が山姥というのは言わない約束ですよ!(笑)

 

ペリー

おそらく幕末で最も有名な外国人だと思います。誰もが学生時代に黒船と共に習った方だと思いますが、作中では最初のボスとして立ちはだかりました。アメリカ海軍を率いて日本を開国に導いた張本人になりますが、本作でも厳格な軍人らしい言葉遣いや立ち振舞が描かれています。


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本来の知名度ならラスボスでもおかしく無いんですけどね。それを最初のボスとして扱うということにこのゲームの凄さを認識させられました。

 

坂本龍馬

日本の夜明けを目指し続けた元土佐藩の脱藩志士。荒れる日本や片割れとは真逆に、新たな日本の姿を求めて奔走をしていましたが、実際の歴史通りに近江屋で暗殺をされることになってしまいました。歴史ではまだ暗殺をした犯人がハッキリとは分かっていませんが、ゲームの中では犯人を片割れとすることで話の流れが無理なく成立していました。いつの日か暗殺の真相が判明することを願っています。


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彼の名言である「日本の夜明けぜよ!」というのが有名になったのは、司馬遼太郎さんの著書による影響だと言われています。

 

権蔵

ならず者として主人公の前に立ちはだかったキャラクターになりますが、おそらく彼はオリジナルキャラクターになるかと思われます。そもそも海外では「権蔵」というのは日本の名も無きならず者や荒くれ者といった意味合いを持つミームのようです。このゲームのキャラクターとしては負けネタがとても似合う便利キャラという位置づけでしたね。


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ろくでもないのに憎めないという独特の立ち位置を確立していました。

 

桂小五郎

長州藩の志士。倒幕派のリーダー格として常に皆をリードし続けますが、幕府から逃げ回ったり酔って暴れたりと中々にユーモラスな方でした。後に木戸孝允と名を変え、西郷隆盛大久保利通と共に維新の三傑と呼ばれるまでになりました。ちなみに何度も名を変えながら逃げ回っていたことで"逃げの小五郎"という異名も持ち合わせています。


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酔っ払って喧嘩をふっかけたり、宴会で自ら出し物をやったりする様は"宴会番長"の名にふさわしかったですね!(笑)

 

村山たか

遊郭の遊女でありながら、その実態は井伊直弼に仕える侍女になります。ミステリアスな雰囲気を醸し出し、陰ながら赤鬼と呼ばれるようになってしまった井伊直弼を止めようと尽力しますが、青鬼こと間部詮勝によって暗殺されてしまいます。基本的には佐幕派の人物ながら、自ら正しいと思う行動を選択出来る人でもあります。


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彼女はまさに幕末の峰不二子です。

 

飯塚伊賀七

常陸の国(現在の茨城県)出身の発明家。からくり伊賀七という異名を持っており、有名な発明として五角堂や大時計といったものがあります。作中では様々な便利道具を作ってくれる便利屋であり、政府との関わりを面倒がっている所にエンジニア魂を感じることができます。


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仕事に夢中になって退勤時間を忘れてしまうタイプのエンジニアです(笑)

 

久坂玄瑞

長州藩の志士であり、吉田松陰の弟子として彼の意志を継ぐことになります。しかし禁門の変での敗走を理由に自害をしてしまうことになりました。実際は25歳という若さで亡くなったようで、作中でも若さ故の暴走が目立っていました。


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礼儀に厳しく猪突猛進です。悪く言えば頭が固いですが、良く言えば義理堅い方でもありました。医師の家系でありながらコロリによって家族全員を失っており、コロリを持ち込んだ外国人を恨んでいました。とてもイケメンです(笑)

 

高杉晋作

桂小五郎久坂玄瑞と共に倒幕を志していた攘夷志士。2人とは違い常に飄々としており、倒幕を志す姿はその行動からは見えませんでした。三味線を装備し賭博ばかりをやっていますが、彼のようなタイプがキレると1番怖いかもしれませんね。


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久坂玄瑞とは違うタイプのイケメンです。自由に賭け事を楽しむ彼は私とは気が合いそうなタイプ。

 

ハリス

本名はタウンゼント・ハリス。アメリカの外交官として黒船で来航し、日本と日米通商修好条約を結びました。一般的には開国というとペリーが有名ですが、実は開国を成し遂げたのはペリーでなくハリスです。開国後は在日公使として日本にも住んでいたことがあり、無事にこうしてこのゲームに出演したことで、行く行くはペリーよりも有名になるかもしれませんね。


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私の学生時代には彼は歴史の教科書には載っていませんでしたが、今の歴史の教科書には載っているのでしょうか?

 

井伊直弼

江戸幕府大老であり、実質的な政治のトップを担っていました。しかしその厳しい政策から「井伊の赤鬼」という異名を持っています。桜田門外の変で討ち取られることになりますが、自身で決めた護衛の数を破る訳にはいかないという政治家らしい硬い考えが命取りとなります。本作では彼を生かす選択もありましたが、私は歴史通りに斬りました。


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良くも悪くも日本の政治家らしい考え方の人物でした。彼が有名な理由は歴史的に重要な職を担っていたこともありますが、おそらくその名前のキャッチーさが理由かな?という風に個人的には思っています。

 

福沢諭吉

言わずと知れたミスター1万円。思想家であり文学者で、慶應義塾を設立した人物でもあります。武士としても立身流の達人であり、作中ではその抜刀術を私も使わせていただきました。ちなみに福沢諭吉が剣術の達人だというのは事実だそうです。


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色々な意味で日本で最も有名な偉人かもしれません。1万円札のことを"諭吉"と呼んだりしますからね。

 

アーネスト・サトウ

イギリスの翻訳家であり、在日公使も勤めていました。日本語に堪能で日本の歴史をイギリスにも持ち帰っており、イギリスにおける日本史の多くは彼によって持ち込まれたと言われています。作中では日本の歴史を大切にするあまり暴走し、将軍を襲撃するという暴挙に出ました。


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片割れに続くナンバー2メンヘラの称号は彼に捧げましょう!(笑)

 

ジュール・ブリュネ

フランス陸軍の軍人。榎本武揚が率いる旧幕府軍に加わって共に戊辰戦争を戦いました。ラストサムライのモデルとなったことでも有名で、作中では近藤勇の死に様に感銘を受け、力を失っていく幕府軍新選組に最後まで協力をし続けました。彼は死後、日本政府から旭日章瑞宝章を授与されています。


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忠義を忘れず戦い続けた、彼が本当のサムライです。

 

吉田松陰

長州の思想家であり、多くの弟子にその思想を広めたことで明治維新の原動力となりました。弟子の中には先述した久坂玄瑞を始め、初代総理大臣の伊藤博文などかなり多くの偉人の名が挙げられます。作中では脱獄を拒否するなど、自らの思想を最後まで貫き通し、打首に処されることになりました。29歳という若さで亡くなったとされていますが、年齢の割に残した格言の多さから彼の志の高さが伺えます。


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革命家のリーダーとして自らを犠牲にしてでも日本を変えようという意志が感じられました。

 

岡田以蔵

人斬り以蔵の異名を持つ土佐出身の天才剣士。その真っ直ぐで熱すぎる姿から悪役っぽく描かれていますが、今作でもその期待は一切裏切りませんでした。実際は切腹を許されずに打首にされたようですが、作中では私と坂本龍馬によって引導を渡すことになりました。


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生死をかけて戦うという意味では、最も侍っぽい志士だったのかもしれません。

 

杉 文

吉田松陰の妹で久坂玄瑞の妻。おっとりとした人でおしとやかな性格をしていますが、暴走をする夫と捕まった兄を助けるために奔走をすることになりました。基本的に争い事は嫌いでいくら日本の未来のためとはいえ死に急ぐ皆の姿を見て嘆いていました。


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CV:能登麻美子さんの声がまた文さんの切ない想いにピッタリハマって良いんですよね。

 

間部詮勝

幕府で老中を務めていた人物で「間部の青鬼」という異名を持っています。自分の直属の上司である大老井伊直弼に従順であり、その思いの強さのあまりに少々暴走気味でもあります。ゲーム冒頭で片割れの腕を切り落としたり、村山たかを粛清したり文を拐ったりと、もうやりたい放題ですが最期は井伊直弼と共に桜田門外の変で主人公に倒されました。


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立場が違うだけでやっていることは岡田以蔵と変わりませんよね?

 

篤姫

江戸幕府第13代将軍徳川家定正室であり、薩摩の島津斉彬の養女だった人物です。そのため江戸幕府だけではなく薩摩藩にも顔が効き、お互いの組織が和平を結ぶのに多大な尽力をしたと言われています。作中でも西郷隆盛大久保利通ほどの人物が一切頭が上がらないという位の高さを見せていました。彼女無くしてこのゲームのエンディングははなかったでしょうね。


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徳川家定亡き後も薩摩には戻らず、大奥にとどまり続けたと言われています。

 

大久保利通

もともとは薩摩の藩士であり、日本の初代内務卿(後の内閣総理大臣にあたる職位)を務めました。廃藩置県や富国強兵政策、学制改革や郵便制度改革を成し遂げますが、東京の飯田橋で暗殺されました。ゲームの中では篤姫の部下として、西郷隆盛の盟友として薩摩藩の活躍に尽力していました。


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男の中の男というイメージで、主人公とも馴れ合おうとしないほどに堅い人でした。

 

伊藤博文

後に初代内閣総理大臣となる藩士大日本帝国憲法を制定した人物であり、日清戦争後には下関条約も締結しました。彼も大久保利通と同様に暗殺によってその人生を終えており、韓国のハルビンで殺されてしまいました。ゲームの中では常に山縣有朋と共に行動をしており、度々主人公とぶつかり合ったことから私には「いつもの2人組」という印象しかありません。


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銃剣を使う非常に厄介なキャラクターでした。このゲームでは周りのキャラが濃すぎたことから、若干印象は薄いですね。

 

山縣有朋

伊藤博文と常にコンビで登場していた藩士。第3代、9代の内閣総理大臣を歴任し、主に日本の軍備に関する法案を制定した人物として知られています。作中では常に伊藤博文と共に行動をしていましたが、どちらかといえば彼の方が脳筋体質でした。


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長髪とヒゲを蓄えるという、見た目もワイルドに表現されていましたね。

 

勝海舟

江戸の幕末に活躍をした政治家であり、西郷隆盛との交渉により江戸無血開城を実現された人物でもあります。渡米も経験したことで当時としては革新的な考え方を多数持っており、ゲームの中でも独特の江戸弁と男気のある姿から、坂本龍馬なども魅了するほどのキャラクター性を発揮していました。彼の歴史上での活躍がなければ、もしかすると今の日本は全く別の国になっていたかもしれませんね。


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声優 を務めた山路和弘さんの渋い声と、作中での勝海舟のかっこいい姿がまさにベストマッチという感じでした。男が惚れる男という雰囲気でしたね。

 

清河八郎

勝海舟が立案をした浪士組の取締役として任命された坂本龍馬の兄弟子。しかし、取締役でありながら京都に渡った後に浪士組をアーネスト・サトウに売ろうとしました。その後、片割れに暗殺されることになります。その最期を見る限り、素直に浪士組として活動をしていれば…と思ってしまいますよね。


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人間欲が出るのは良くないということを彼から学びましたね。

 

千葉佐那

千葉道場の娘で坂本龍馬の許嫁ですが、坂本龍馬には逃げ回られていました。あまりに押しが強く、真っ直ぐ過ぎたことが原因のようですね。その坂本龍馬は後にお龍と結婚をしており、お龍とはあまり仲が良くなったと言われています。


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私は好きですけどね。ちょっと世間知らず過ぎました。

 

楠本イネ

コロリの治療を行っている医師ですが、作中では薬ではなく毒を作り出してしまいました。それにより毒を求める倒幕派から目をつけられてしまいましたが、そこを助けて因縁を結ぶことになります。実際の彼女は日本で初めての産科医であり、沢山の方々を救ったのでしょうね。


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デレないツンデレでした。久坂玄瑞を言い負かす、凄い強い人です。

 

フォーチュン

スコットランドの植物学者。彼は世界中に様々な植物を持ち込み、植物学に多大なる貢献をしました。持ち込んだと言っても外来植物のようなものではなく、あくまで研究のための持ち込みになるため、現在でも栽培が盛んなインドのお茶などは彼の研究による功績と言われています。作中では薄雲太夫に惚れており、色々と厄介なことに連れ回されてしまいました。"恋するフォーチュンクッキー"とはよく言ったものですね(笑)


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まんまとガチ恋営業に引っかかった人ということです。

 

徳川慶喜

もう説明の必要すら感じない、言わずと知れた徳川第15代将軍になります。徳川最後の将軍として政権を朝廷に返還するなど、長きに渡った徳川幕府の幕を下ろすという難しい決断をしいられた人物です。作中では手裏剣の名手という扱いでしたが、どうやらこれは真実のようで、作中のように活発であったかは定かではありませんが、武術の心得は本当にあったようです。彼もまた勝海舟と同様に粋な男でもあります。


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将軍というだけあって器が大きい方でした。

 

渋沢栄一

近代経済の父と言われる実業家。様々な事業を成功させており、作中でも勝海舟の支援という形で経済活動に協力をしていました。あまりゲームの中では関わった方ではないかもしれませんが、リアルの方ではこれからお札という形でたくさん関わることになるので、あえて紹介させていただきます。


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お札の肖像画になるのはもう少し晩年の姿となります。

 

近藤勇

彼は新選組の局長という立ち場になります。新撰組の元となった壬生浪士組はもともと3人の局長がおり、近藤勇の他に芹沢鴨新見錦という方々になります。近藤勇は2代目の局長になり、誠実な性格から多くの隊士に慕われたようです。なぜか某漫画も今作もちょっとゴリラっぽい見た目をしていますが、残されている資料を見る限りそんなことはないように見えますけどね。


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これだけの人々を束ねるということは、相当な人だったのでしょう。

 

土方歳三

新選組の鬼の副長。作中でも近藤勇にしっかりと付き添い、新選組の任務を着実に遂行していました。近藤勇が亡くなったことに対して若干暴走をしそうでしたが、ブリュネと共に止めたのは良い思い出です。


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実際には戦場に背を向けて逃げることを隊士には絶対に許さない厳しい方だったようです。

 

沖田総司

新選組の1番隊隊長を務める薄命の天才剣士。その命が短かったことから、他の隊士と比較してどの程度の実力があったのかはあまり資料が残っていないようですが、沖田総司斎藤一のどちらかが最強だという説が濃厚だそうです。私のプレイの中では病気を克服し、平和になった日本で元気に子供と遊んでいましたね。


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これは沖田総司生存ルートだそうです。どこで分岐したのかは分かりません!

 

西郷隆盛

幕末の志士といえばこの方ですよね。独特の喋り方と特徴的な見た目をしていますが、一体何をした方なのかと聞かれるとパッと出てこないというところがありました。何をしたのかはゲームをプレイしていただければすぐにわかると思います。一説によるとあの有名な肖像画は彼自身ではないという話もありますが、ゲームの中の西郷隆盛は限りなく、皆さんのイメージ通りの見た目をしていたと思います。


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「ごわす!」のイメージですよね。

 

まだまだ紹介したいキャラクターはたくさんいますが、もう勘弁してください(笑)私のプレイだけではまだ全キャラクターは出ていないようなので、是非他のキャラクターは皆さん自身で出会ってみてくださいね。

ということで、キャラクターに関する感想は以上とさせていただきます。次回はシステム面に関する感想です。

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ後記①


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

これまでありそうで無かった?幕末を舞台にしたオープンワールドの今作ですが、その物語はかなり実際の史実と近いものがあったと思います。というか、もうほぼ歴史そのものと言っても良いかもしれません。これまでもゲームから様々なことを学んできましたが、歴史系のゲームとしては最近の中では群を抜いて勉強になったと感じるものがありました。そういった意味ではこのゲームをただの遊びだけで捉えるのではなく、歴史に興味を持つための足がかりとして捉えても良いのかもしれませんね。私も久しぶりに歴史のことを沢山調べるきっかけになったので、まだプレイをしていない方は是非プレイをしながら日本の歴史を学んで欲しいと思います。

遊びじゃないので1日1時間じゃなくても良い【Rise of the RONIN】今回はストーリーに関する感想となります。

※この記事はネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。

 

〜ストーリー〜

注)マルチエンディングらしいので、ここからのストーリー展開はあくまで私が体験した物語となります。

偉人が多く登場する幕末ですが、主人公は黒洲藩という場所に居る隠し刀として育てられた浪人になります。二人組で一人前という隠し刀は研師という師匠によって育てられました。そんな2人には任務として黒船への潜入が指示されます。


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なんとゲーム冒頭からペリー暗殺の任務が言い渡されます。

 

ペリーを暗殺するために黒船へと乗り込む隠し刀ですが、そこでは青鬼と呼ばれる忍者のような人物によって任務を妨害されてしまいます。主人公は無事に脱出をすることに成功しますが、もう1人の片割れは主人公を逃がすために黒船に残って青鬼を足止めすることになりました。


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2人で1対というのが早々に解散してしまうことになります。

 

なんとか隠れ里まで帰ることが出来ましたが、今度は隠れ里が襲撃を受けることになります。片割れを失った状態でなんとか敵を退けますが、このまま片割れが居ない状況では隠し刀としての活動も無理であり、それなら隠れ里を離れて片割れの生死を確認したいという想いも持っていました。しかしそれを知った研師からは隠れ里を離れることは掟に反すると反対をされてしまいます。どうしても諦めきれない主人公は研師を倒し、片割れ探しの旅に出ることになりました。


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研師自身も若い頃に片割れを失っており、いずれこうなることを予見していたようです。

 

片割れ探しの旅で最初に訪れたのは横浜でした。そこでは街に入るためのゴタゴタの中で坂本龍馬と出会います。街に入ることが出来、坂本龍馬に連れられて遊郭へと向かうと、そこで黒船に乗った侍の情報を持っているという村山たかと出会いました。


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もう1人の片割れである坂本龍馬との運命的な出会いを果たします。


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謎の女である村山たか。後にファクターとなることに。

 

村山たかから黒船の情報との交換条件として出された遊郭を写真に収めることを達成すると、片割れと思わしき侍が日米通商修好条約を結びに来日したハリスの護衛をしているという情報を掴みました。そのハリスに会うために、日米通商修好条約を結ばせまいとしている倒幕派桂小五郎久坂玄瑞高杉晋作と出合い、親交を深めていくことになります。


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たまたま利害が一致しただけですが、彼らとはここから長い付き合いとなります。

 

桂小五郎らと共にハリスが滞在している米国公使館を襲撃することになり現地に赴くと、そこではハリスを守る片割れの姿を確認することができました。片割れが生きていたことにひと安心をしますが、なんと片割れはハリスを守るために主人公と戦うことを選択します。


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この時点では片割れの目的は不明です。命を助けられたアメリカへの恩返しかと思っていました。

 

片割れの生存は確認できましたが目的を話さずに戦闘から離脱をしてしまいました。今度は何故片割れが主人公と戦わなくてはならないのか?ということの答えを求めて再び旅を再開することになります。とりあえず情報も無いので、ここまでの戦いで懇意にしてきた倒幕派の方々と共に吉田松陰を救出することにしました。


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別に吉田松陰を助ける気は毛頭ありませんでしたが、これが成り行きというやつです。

 

吉田松陰は赤鬼と呼ばれる井伊直弼に捕まっていることが分かり、忍び込んで救出をすることにしました。しかし吉田松陰はここで逃げるような真似をしては自分がこれまでしてきたことが間違いだったと認めるのと同じだと言って脱走を拒みます。代わりに彼の意志が書き記された書状を受け取りますが、それを預けた実妹の文は黒船で戦った青鬼に拐われてしまいました。


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吉田松陰は意外と頑固な方でしたね。良くいえば信念を貫いたということでしょうか。

 

倒幕派の活動も虚しく、吉田松陰は斬首刑となりました。「諸君、狂いたまえ」の言葉を残し、この世を去ることになります。無念な思いに打ちひしがれる面々ですが、託された日本の未来を求めて再び行動を開始しました。ここから江戸へと活動の場を移すことになり、最初に集まった西方寺では拐われていた文が村山たかの手によって帰ってきます。


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実際の最期の言葉は違うようですが、吉田松陰の最も有名な言葉を伝えたかったという演出でしょうね。


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文を助けた村山たかは井伊直弼の侍女でした。赤鬼となった主君を救いたいという想いから行動をしていましたが、この後青鬼によって粛清されることになります。

 

江戸では桂小五郎たちのように倒幕を目論む薩摩藩が幕府に圧力をかけていました。そんな薩摩と協力をして井伊直弼を討ち取ることになります。桜田門外の変ではその井伊直弼と、青鬼こと間部詮勝らと戦いますが、ここでは実際の歴史のように井伊直弼を殺すか、もしくはifルートとして生かすのかという選択肢が現れます。


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私は実際の歴史通り井伊直弼を討ち取りました。

 

このことにより幕府の力は更に弱まりました。そして欧州列強が日本へと進出をしてきます。久坂玄瑞は江戸で力を増す英国の力を削ぐために、英国公使館を焼き払う作戦を立案しました。その作戦を共に実行することになった私は燃え盛る英国公使館で再び片割れと相対することになります。しかしここでも何故片割れが敵対をするのかはわからず仕舞いでした。


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わかったのは必ず戦火に出現すること、そして英国はあくまで利用しているに過ぎないということです。

 

英国公使館を焼き払った久坂玄瑞はイケイケですが、この状態に疑問を持ったのが坂本龍馬です。彼は果たしてこんなことが日本の未来の為になるのか?と考えていました。そんな最中、久坂玄瑞隅田川花火大会で幕府の要人である勝海舟を討ち取るという作戦を立案します。その実行役として私と坂本龍馬勝海舟に挑みましたが、勝海舟は争いでは日本は良くならないという考えを坂本龍馬に話します。それに共感した坂本龍馬勝海舟の意見を聞くようになっていきました。


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粋な男、勝海舟坂本龍馬だけでなく私も彼に惹かれていきました。

 

勝海舟は日本を良くするために軍事や医療、武芸が必要だと考えていました。争い事は好まなくても降り注ぐ火の粉を払うだけの力は誇示する必要があるからです。その役目を仰せつかった主人公は江戸を駆け回り、多くの偉人とその因縁を深めていくことになります。そして因縁は幕府のトップである将軍徳川慶喜にまで及びました。


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江戸では幕府側の方々と絡むことが多かったですね。考え方が倒幕派に比べてこちらの方が大人だったように感じます。

 

新たな日本の在り方を話し合うために京都へと赴こうという将軍の護衛として浪士組に入った主人公と坂本龍馬は、そこで後に新選組として活動をする面々と知り合うことになります。そんな彼らと共に京都への向かう道中では、江尻宿という場所で足止めを喰ってしまいました。そこでは主人公と同様に倒幕派の面々も京都を目指しており、本来なら敵同士の佐幕派倒幕派のキャラクター達が協力をして江尻宿を突破することになります。


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チンピラによって通行止めにされていた江尻宿ですが、それを更に上回る濃いキャラクターが力ずくで乗り越えます。


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実際にはこういった事は無かったのでしょうが、倒幕派佐幕派が共に戦果を祝う宴は見ていて非常に良い雰囲気を感じるものでした。明日からまた敵同士になる方々の協力というのはライバル関係のようでワクワクしますよね。

 

京都に到着するとすぐに浪士組の取締役である清河八郎が片割れに殺されてしまいます。それによって清河八郎と同様に浪士組の取締役をやっていた山岡鉄舟は江戸への帰還を決めます。しかし近藤勇を始めとする一部の浪士達は京都に残って将軍を護衛することを決めました。そんな彼らは新選組を名乗ることを認められます。


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私も面白そうなので、彼らについて行くことにしました。

 

新選組として池田屋事件などの有名な捕り物を乗り越えていきます。すると長州藩禁門の変を起こしました。横浜に居た頃は懇意にしていた長州の方々ですが、京都では新選組に属していることから敵同士になります。よって主犯格の久坂玄瑞を止めることが目的となりますが、伊藤博文中岡慎太郎などが行く手を阻むことになります。そんな彼らを尽く降し、久坂玄瑞も止めることに成功します。するとそこに片割れも現れました。そしてここでようやく彼女の目的が判明します。片割れは自分たち隠し刀が必要とされる世を作るために、日本を常に戦火に晒される事を求めていました。


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ここまで拗らせてしまうと、もうどうしようもありませんね(笑)

 

私が片割れと戦っている間、禁門の変薩摩藩による介入により幕府側の勝利に終わろうとしていました。そして敗戦の責任を一手に引き受ける形となった久坂玄瑞は、そこで切腹をして崇拝する吉田松陰の元へと旅立っていきます。


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倒幕派佐幕派か、私と同じくらい薩摩藩はフラフラと付く側を変えていきます。


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責任を取って辞すというのは日本の御家芸ですね。

 

勢力としては佐幕派についていましたが、平和的に解決をしたい坂本龍馬は敗北をした長州藩のことも気にかけていました。桂小五郎を呼び戻し、西郷隆盛との協定締結に協力をすることで長州藩薩摩藩という後ろ盾を手に入れます。しかしそんな坂本龍馬は何者かによる襲撃によって暫く京都を離れることになりました。坂本龍馬襲撃の犯人は新選組からの独立を果たそうとする伊東甲子太郎であり、彼らを退けたことで再び坂本龍馬が京都に戻って来ることができます。そして帰ってきた坂本龍馬は政権を返還するという妙案も持ち帰ってきます。


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この人が戻ってくるとなんだか場が明るくなります。

 

しかし坂本龍馬がその妙案を将軍に届けようとすると、アーネスト・サトウが将軍に襲撃を仕掛けてきました。彼は美しい日本を守るために将軍にはこれ以上日本を任せていられないという言い分で襲ってきますが、これを無事に退けて将軍に大政奉還という案を提案することに成功します。これにより倒幕派薩長と幕府が話し合いの場を持つことに成功しますが、話し合いは平行線を辿り纏まりませんでした。


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片割れの次に拗らせている人です。面倒ですねぇ(笑)


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将軍が政府に居続けるのは元上司がずっと居座るくらい面倒なことですね。気持ちはわかります。

 

なかなか上手くいかないことに珍しく苛立ちを見せる坂本龍馬ですが、そんな彼の身にも危険が迫ります。それは実際の歴史でも暗殺された近江屋への襲撃であり、作中ではその犯人はなんと片割れでした。


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もう一人の片割れである坂本龍馬を失ってしまいます。

 

仲介人である坂本龍馬がいなくなったことで薩長と幕府の亀裂はますます大きくなっていきました。そして取り返しのつかないほどに大きくなったその亀裂は、戊辰戦争を引き起こします。この戦争では数に勝る幕府軍が負けることになりますが、将軍が江戸に逃げ帰る要因を作ったのはまたしても片割れの襲撃になります。将軍が敗走したことで幕府は大きく力を失うことになりました。


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近藤勇もこの戦いによって命を失うことになります。

 

幕府が力を失ったことで江戸では赤報隊が現れました。この赤報隊篤姫を襲撃しますが、これを主人公が守りきります。そしてその篤姫により同郷薩摩の西郷隆盛に和睦を勧める書状が書かれました。これにより西郷隆盛勝海舟との和睦交渉に臨むことになり、無事に和平が結ばれることになりました。その和睦交渉の最中、主人公は片割れとの決着をつけることになります。そしてとうとう拗らせに拗らせた片割れを倒すと、もう日本に戦火を及ぼすことを諦めさせ共に日本の夜明けを見ることになりました。


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あくまでこれは結果論に過ぎませんが、変な意地を張らなければ無駄な血が流れることはなかったのかもしれませんね。


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願わくば、もう一人の片割れとも一緒に日本の夜明けを見たかったところです。

 

そうして日本は侍の世を終え、明治の世へと移行していきました。これが本作の大まかなストーリーになります。あくまでこれは私が体験した物語になりますが、実際は分岐として坂本龍馬高杉晋作沖田総司が生きているパターンと、最期の選択肢で片割れが生きるか死ぬかに分かれます。私は沖田総司が生きており、尚且つ片割れも生きて共に日本の夜明けを見るというルートになりましたが、坂本龍馬が生きていると最後に驚くような出合いが彼にあるようです。今回私はそれを紹介することができませんでしたが、是非皆さん自身でそのパターンを体感してみてください!

 

総括

若干の創作部分はありますが、基本的には実際の歴史に習った物語となっていました。なのでプレイしているだけで勝手に幕末の勉強になるという、とても得した気分にもなります。さらに歴史上で諸説あり、真実が不明とされている部分では上手いこと犯人を片割れにすることで、不自然な物語にならないように作られているのも上手な演出だと感じました。

 

ということで、ストーリーに関する振り返りは以上とさせていただきます。改めて幕末の日本を深く知りたい方はぜひプレイしてみてくださいね。

次回はキャラクターに関する感想になります(キャラクターが多すぎるんですよね。どうしようかな…(笑))

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ日記#67【終】


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

2024年の現在、時間の法則というのはまだ科学的には解明されていません。なので某ネコ型ロボットのように過去や未来を行き来するというのは現実では不可能となっています。実際に今を生きている我々は常に選択をしながら最善の未来を追い求めていくことになりますが、今の選択が果たしてどんな未来に繋がるのかは少し先にならないとわかりませんね。後悔をしない選択というのは無いのかもしれませんが、せめて少しでも良くなることを願って生きたいと思います。

これまでの選択が呼び寄せた結果を知る【Rise of the RONIN】いよいよ最終回です。

 

〜浪人が見る日本〜

篤姫からの手紙を西郷隆盛に渡し、新政府軍は幕府との和睦交渉に臨むことになりました。この結果に対して勝海舟は、これも全て私がこれまで結んできた因縁の賜物だと言います。このチャンスを活かすために勝海舟はなんとしても和睦を結ぶと言ってくれましたが、それは確実に邪魔をしに来るであろう片割れとの決着を私が直接つけろということでもあります。


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人との繋がりを大切にする勝海舟からのお言葉です。

 

これから最終決戦となりますが、その前にこれまでお世話になった方々に最後の挨拶をすることになりました。勝海舟の館に因縁を結んだ人が10人ほど集まりましたが、どんな人選なのでしょうか?(深い因縁がある人をランダムで?)以下、私の為に駆け付けてくれた10人になります。


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渋沢栄一とはそんな深い因縁でしたでしょうか?これからお札としては大変お世話になりますが…


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福沢諭吉は深い因縁で結ばれていますね。なんて言っても立身流の師匠ですから!


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ブリュネは私の次にサムライとしての心を持っていました。


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私はきっと戻ってきます。坂本龍馬の遺志を継いでいますから!


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そんなことはありませんよ!あなたは坂本龍馬が世界で1番愛した人ですからね。


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全て終わったらあなたの酔剣を教えてください!(笑)


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世界がみんな文さんみたいなおっとりした人だったら平和なんですけどね。


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新たな日本はあなた達が創ります。日本の夜明けを見届けてください。


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1日でも長く生きてくださいね。限りある人生ですから。


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謎が多い斎藤一はもしかすると最も隠し刀に近いキャラだったかもしれません。シナジーを感じますね。

 

これで10人との挨拶を終えました。もう思い残すこともありません。勝海舟と共に薩摩との話し合いの場へと向かいましょう。話し合いは勝海舟西郷隆盛がそれぞれ1人ずつ護衛をつけずに行っています(あくまでゲーム内の演出としてね!)私は部屋の外で静かにその話し合いを待っていますが、そこに片割れが現れました。


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腹を割って話そうという西郷隆盛。後ろの屏風には龍の絵が描かれています。


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対する勝海舟の背後には虎の絵が。


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部屋の外で瞑想をする私。寝てませんよ!(笑)


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そして片割れ。これで役者は揃いました。

 

私は部屋を離れると、片割れと対峙することになります。奇しくも隠れ里で師匠である研ぎ師から訓練を受けた時と同様に、大きな木のある所で相まみえることになります。しかし当時の紅葉した枯れ葉とは違い、季節と年月の移り変わりを感じる満開の桜が咲き誇っていました。


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いざ、最後の戦いへ!


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年月の移り変わりと共に心情の移り変わりも感じます。人間は少しかけ違えるだけでここまで立場も考えも変わってしまうものだと思い知らされますね。

 

では戦闘開始です。散々戦ってきた相手なのでもう様子見は必要無いでしょう。最初から全力でぶつかっていきたいと思います。開戦から焰炎を使って派手に立ち回ることにしました。


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むしろもう焔炎のゲージを残しておく必要もありませんから。

 

片割れはいくつかの武器を使い分けながら戦うスタイルになります。片手には常に刀を握っていますが、もう一方の義手の方には牛尾刀を握っていました。


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今回は異種二刀のスタイルですか。ですが義手のギミックより戦いやすいですよ。

 

武器を使っている方がタイミングは計りやすいとはいえ、トリッキーであることに変わりはありません。しかも二刀になったことで攻撃自体は速くなっています。回復を入れる隙もあまり無さそうなので、少し早いタイミングで回復をしながら戦いましょう。


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たまにタイミングをずらす攻撃を挟んできます。私の石火戦略にとってはとても厄介!

 

片割れの体力を半分まで削ると牛尾刀から大剣に持ち替えてきました。片手で軽々と大剣を扱う片割れですが、これは弾くのは難しくありません。視覚的に武器が見やすいですからね。


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質量系の物理演算が効かないゲームで良かったです。こんなの普通は弾ける訳ありませんから!

 

残り体力がわずかになると、ここで普通の二刀となりました。私としてはこれが1番厄介ではありますが、もうここまで追い詰めると振りのタイミングは完全に掴んでいます。片割れの刀も周囲も燃え盛っていますが、気にせずにラストスパートをかけます。


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片割れの刀は良いとして、なんで背後の景色も燃えているのでしょう?放火した?

 

最後の戦いということもあり、遠距離武器も使っていきます。もう残弾のことを気にする必要も無いので、残りの弾を撃ち切ってしまいましょう。


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最後だからってやりたい放題(笑)

 

最後の最後で片割れは義手を使って痺れさせてきました。そういえばこんなギミックもあったなぁ…程度には思いましたが、時既に遅し。私は片割れにトドメを刺すことになります。


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詰めが甘い?あなた自分の体力を見てから言いなさいよー!


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お前はいつも詰めが甘い(笑)

 

私が片割れをボコボコにしていた一方で、西郷隆盛勝海舟は無事に和平交渉を終えようとしていました。書状にそれぞれサインをし、固くお互いの手を握り合います。


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…達筆すぎて読めん!(笑)


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信用した相手とは握手をするというのは坂本龍馬西郷隆盛に教えたことです。天国から見ている坂本龍馬もニッコリですよ。

 

片割れは2人で生きるための世を作りたかったと言います。隠し刀は戦乱の世でのみ求められると思っている片割れは、せめて最後は私の手によってその人生の終わりを迎えることを望んでいました。それを受けた私の選択は…


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望んだ先が死とは、また楽な道を選びましたね。でもそんな簡単に逃げられると思わないでください。あなたには生きて償わなければならないことがあるでしょう?

 

刀を鞘に納めた私は拳を振り上げました。見事にその拳がヒットした片割れは扉を突き破って外まで飛んでいきます。外ではある家族が江戸から脱出をする準備を進めていましたが、このまま江戸が戦火に飲まれればかつて里が火の海になった自分達のように苦しむ人が出るでしょう。


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どんな威力の右ストレート!?


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夜逃げですかねぇ?

 

ずっと日本を戦火に巻き込むことだけを考えてきた片割れにとっては目標を失ってしまったようなものだと思います。その片割れに対して共に日本の夜明けを見ようと語りかけました。しかし片割れは日本から出ると言います。遠い場所から日本を見守るようです。離れていても隠し刀は2人で1人ですからね。


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まあそれも良いでしょう。もうあなたのメンヘラぶりに付き合うのも疲れましたから(笑)


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刀は置いていきましたか。これからの時代には必要無いものかもしれませんからね。


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多くの因縁に感謝です!

 

これでストーリーは完結となります。スタッフロールが流れ、そこでは生き残った方々のその後の穏やかな生活ぶりや、残念ながら亡くなった方の生前の活躍も流れます。


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将軍は江戸城を新政府に受け渡しました。


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物事は話し合いで決めるという民主主義の時代がやって来ます。


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亡くなった方はモノクロで表示されます。坂本龍馬は分かりますが、高杉晋作もモノクロだったので病気で亡くなってしまったということでしょうか?


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サムライは新天地へと旅立ちました。それが何処かは…自分自身で考えろということですね。

 

以上で【Rise of the RONIN】は完結となります。長らくお付き合い頂きありがとうございました。幕末を駆け抜けた偉人達との絡みはとても楽しかったですし、やろうと思えばまだまだプレイできますが、終わりが無くなってしまうので一旦ここで区切りをつけようと思います。そしてこの思いが冷める前に次回はプレイ後の感想を述べていきたいと思います。

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ日記#66


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

ゲームが進むにつれて女性の活躍というのも増えてきましたね。最近では女性の社会進出も昔に比べて進んでいると言われていますが、1970年には25.8%だった女性の労働人口は2023年には44.6%にまで上昇しています。しかし管理職比率の低さや育児などとの両立の難しさなどは依然として課題となっています。しかし育児に関しては何も女性だけのものではなく、男性の育児休暇取得というのも段々と進んできていると思います。出生率も年々最低を更新し続ける日本では子供は大切な未来への宝ですから、育児休暇が速やかに取得出来るように私のような社畜はその援護をどれだけ上手く出来るかということが今後は求められていきますよね。

仕事並にハードワークを欠かさない【Rise of the RONIN】続きをプレイしていきます。

 

〜落下死はもうしない〜

前回は坂本龍馬を失って気落ちをしている佐那の様子を見に行きました。そんな佐那は私や中沢琴と共に戦う中で自分が今後やりたいことを見つけることが出来たようです。そんな佐那の様子を見届けると、今回はストーリーに戻って篤姫からの手紙を西郷隆盛に届けに行きます。


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西郷隆盛が滞在しているのは神奈川宿ですか。ではちょっくら行ってきます!

 

そうは言っても敵対勢力からの手紙ということもあり、そう簡単には届けることは出来ません。ミッション形式になるので徒党の2人を選ぶことになりますが、今回連れて行く徒党は幕府側の山岡鉄舟とムキムキ僧侶の武田物外にしました。


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武田物外はパラメーターが脳筋なところが良いですね(笑)

 

ではミッション開始です。神奈川宿は海沿いにある集落になります。そこに陸側から入っていきますが、もちろん新政府側もしっかりと守りを固めていました。話し合いに行くのに戦うのもおかしいと思いますが、話が通じる方々ではないので暫く寝ていてもらいましょう。


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中々の乱闘ぶりです。

 

集落の中を通って行くとまた乱闘に巻き込まれそうだったので、ここで私は海沿いのルートを選択することにしました。ここにも敵は居ますが、数人程度なので中央突発よりは随分と楽なショートカットになると思います。


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自由にルートを選択出来るのがオープンワールドの良い所ですから。

 

西郷隆盛は出島のような場所に居るようですが、そこに辿り着くには桟橋を渡らなくてはなりません。しかしそういった場所にはしっかりとこちらの進軍を止めるための厄介な大砲が設置されていました。


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そしてそれを防ぐ為の盾も用意してくれている優しい新政府軍(笑)


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う〜ん、当たらん!!!

 

その桟橋を越えた先でお出迎えがありました。その出迎え相手は勝海舟を襲撃していた中村半次郎です。彼は西郷隆盛にここの守備を任されているらしく、誰一人として通すなという指示を受けたようです。


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根は真面目なので指示を実直に守っています。

 

確か中村半次郎勝海舟を襲撃した際に篤姫にも激しく叱責されており、果たしてこの手紙を持って来たことを告げると西郷隆盛篤姫どちらの命令を聞くのか気になるところですが、それを聞く前に地面に突っ伏すことになりました。


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こんな脳筋3人に襲撃されたらたまったものではありませんね。

 

中村半次郎を倒して門を潜ると、その先には黒田清隆が待ち構えていました。元々パリピ体質の彼とは合わなさそうだと思っていたので、ここで徹底的に分からせてやることにします。


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美男も美女も敵でありませんが、パリピは敵だ!(笑)

 

いつもより勢い良くパリピ黒田清隆を倒すと、堡塁という建物に入っていきます。堡塁とは敵の攻撃を防ぐために築かれる建物のことですが、そもそも中に入ってしまえばその意味はほとんどありません。江戸城五稜郭なども堡塁の一種のようですが、そことは違いここに築かれた堡塁は高い塔のようになっているので一気に駆け上がることにします。


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中は螺旋状に足場が組まれています。道中の敵は弾き飛ばしていきましょう!

 

堡塁の屋上に出るとそこでは西郷隆盛が待ち構えていました。相変わらず犬を引き連れた西郷隆盛は、今回も会話の前に襲いかかってきます。どうやら手紙を渡す暇は無さそうです。


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どいつもこいつも、人の話を聞きなさいよー!(笑)

 

相変わらず投げ技を繰り出す西郷隆盛ですが、ここはエリアも広く柵も高いため落ちることはありませんでした。そうなると大振りの攻撃は比較的避けるのは難しく無く、意外にも簡単に追い詰める事が出来ます。


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手紙を受け取りなさい!篤姫からのラブレターを!

 

西郷隆盛をあっさり下すと残った愛犬も倒して戦いは終わりとなります。負けを悟った西郷隆盛に刀を突き付けると私はひと言、こう言いました。


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郵便で〜す!(笑)

 

篤姫から預かった手紙を読み終えた西郷隆盛は、篤姫は幕府に捕らえられた人質だと勘違いをしていたこと、そしてその篤姫は自分の身の安全を後にして必死に戦っていたことを知ります。立場など関係なく人の為に動ける日本を作りたいという篤姫の熱い想いを西郷隆盛はしかと受け取ってくれました。


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このゲームは自分のことを優先した人は無残な死を遂げるように出来ていますから。


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敵わなかったのは篤姫と"私に"でしょう?(笑)

 

ということで、今回はここまでになります。次回はいよいよ長い物語が終わりを迎えます。

 

ではまた。


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Rise of the RONIN プレイ日記#65


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平素より大変お世話になっております。

サラリーマンゲーマーのmifuiです。

江戸城にはお堀を越える為に木の橋が架けられていました。現在では耐久性などの観点から木製の橋は公道ではほとんど見なくなりましたが、まだ世界的にも歴史的な橋も残っています。ヴェネツィア(イタリア)のカポン橋やスイスのランカー橋などは15,6世紀から現存している歴史ある木造橋として有名な観光スポットとなっています。日本でも京都府流れ橋山口県錦帯橋徳島県のかずら橋などが有名なので、近くを訪れた際は是非渡ってみてください。

橋を渡ったり飛び越えたりする【Rise of the RONIN】続きをプレイしていきます。

 

〜佐那の心情〜

江戸城に襲撃をしかけていた赤報隊を止め、篤姫を救出しました。その篤姫はこれ以上日本が荒れているところは見ていられないと薩摩の西郷隆盛に停戦を指示する手紙を書きました。私はその手紙を西郷隆盛に届ける役目を仰せつかりましたが、その配達の前に気になる彼女の様子を見に行ってみることにします。


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千葉道場に寄り道します。

 

坂本龍馬が亡くなり、彼を慕っていた佐那も気落ちしているだろうと気になっていたので千葉道場を訪ねましたが、そこでは気丈に稽古に励んでいる佐那の姿がありました。しかしその心情はずっと悪夢を見ているようだと言います。


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そりゃあ好きな人が亡くなったと聞いたらそうなりますよね。

 

坂本龍馬の志しというのは命を賭けてでも成し遂げたいほど大きなものだったのかと改めて思い知った佐那は、自分も何か大きなことを成し遂げられないかと考え始めたようです。そこに中沢琴が訪れ、私にとある女性の護衛を頼みたいと言ってきました。それを聞いた佐那は自分も連れて行って欲しいと言います。


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琴さん、あなた最近存在感を増してきましたね(笑)

 

もちろん遊びではないので簡単には許可は降りませんが、私の推薦ということで連れて行けることになりました。集合場所は江戸城ということですが、その中にある大奥が今回のエリアとなります。大奥は将軍と側室、側室の面倒を見る女性しか入ることが許されない女の園ですが、一応信頼が置ける男性なら少数人数だけは入ることが許された場所のようです。


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では、琴さんと佐那の2人でどうぞ!(すぐサボろうとする(笑))

 

将軍とマブダチの私は入ることが出来るようで、残念ながらサボりは許されませんでした。我々が守る方は薩摩と幕府の関係を取り持とうとしている方のようですが、幕府の中にはそれを良く思わない方々も居るようです。


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薩摩に関係がある方といえば篤姫ですよね?また襲われているんですか!?


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良く思わない方々の登場です。綺麗にならんじゃって、ダンスグループじゃないんですから(笑)

 

ダンスグループ並に綺麗に並んで行く手を阻む方々は、こちらの姿を確認すると襲い掛かってきました。その中には女流剣士の小栗義絵もおり、他のモブと共に畳の上で斬っていきます。


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大奥は護衛も女性なんですよね。琴さん、良い就職先が見つかりましたよ!

 

敵を倒すと佐那は私の強さに感嘆とし、これが坂本龍馬と背を預けあった男の戦い方かと感心していました。そして護衛対象の篤姫からも感謝の言葉を貰います。


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片割れですからね!


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良く狙われますねぇ。もう狙われるのにも慣れてきてるじゃないですか!?(笑)

 

篤姫との会話の途中、佐那は急に大きな声を上げました。何事かを尋ねると、私に頼みがあると言います。その頼みとは、再び私と手合わせをしたいというものでした。


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そんなリアクションで思い出すことですか?

 

佐那が待つ道場に向かうと、佐那は何故急に手合わせを申し出たのかを説明してくれました。坂本龍馬の志に対して自分の志の小ささを嘆いている佐那はこの手合わせによって今後自分が何をしたいのかが閃きそうだと言います。


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何を始めるつもりでしょうか?

 

とりあえず手合わせをしましょうか。中庭で戦うことになりますが、実践経験は乏しい佐那はそこまで強くはないと思います。ほとんどダメージを受けずに押しきって勝つことが出来ました。


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改めて戦うとそこまで強くありませんね。まあ最近本当に厄介な敵ばかりでしたから…。

 

負けた佐那ですが、さっぱりとした表情をしていました。それは坂本龍馬が何故道場に顔を出さなくなったのかがわかったからです。坂本龍馬にとって剣術はあくまで手段のひとつに過ぎません。あくまで新たな日本を創ることが彼の目的だったからです。そのことに気付いた佐那は漠然と訓練をしていた自分を見直し、今後は女性が自ら身を守る術を学ぶための手助けをしていくことを決めていました。


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護身術というやつですね。良い目標だと思いますよ!

 

ということで、今回はここまでになります。次回は西郷隆盛篤姫からの手紙を届けます。

 

ではまた。


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