平素より大変お世話になっております。
サラリーマンゲーマーのmifuiです。
サチノフが待つ建物では地球儀が投影されていました。ソ連の戦略としては、ロボットを発展させることで生活の必需品とし、西欧諸国に無料で提供すると言ってロボットを潜り込ませる作戦だったようです。そして十分に各国にロボットが行き届いたところで、暴走モードに切り替えて内側から他国を侵略するという頭脳プレーを計画していました。残念ながらその作戦も失敗に終わってしまうことが目に見えていますけどね。
頭脳プレーには筋肉で対抗をしていく【アトミックハート】最終回です。
〜真のサイコパス〜
ジーナ婆さんに喝を入れられる形でサチノフの本拠地へと乗り込むことになりました。エントランスではレフトからの手厚いお出迎えを受けることになりましたが、それを退けるとエレベーターでサチノフが待つ部屋へと向かいます。
サチノフによるアトミックハート計画の全貌が語られています。アトミックハートとはアメリカの原子炉のことを言っていたようですね。
エレベーターが到着した部屋からはロボットが展示されている通路に繋がっていますが、このロボットの展示は以前行った展示会場の説明文とは違い、各ロボットの殺傷能力が記載されていました。こちらが本来の説明文なのでしょうね。
延長リールのようなロボットは1時間で50人の殺傷能力。
ウェイターは80人。
水圧ポンプのデュードロップは500人。
チョビ髭は70人ですか。
ロボットが展示されている廊下を抜けると、いよいよサチノフの執務室へと到着します。部屋の中でサチノフは事務作業をしているようでしたが、こちらの行動を予想していたかのように慌てる素振りは一切ありません。
ここに来るのは予想通りということでしょうか?
P-3は自らの記憶を消したことを、チャールズは喋る粘膜にされたことをそれぞれ恨んでいます。しかしサチノフは親友だったザカロフ(チャールズ)の命を助け、P-3のことは息子同然に可愛がっていると言います。
P-3の記憶を消したのは自衛作用によって自らの身体を破壊してしまうのを防ぐためですからね。操れるようになったことは副産物ということでしょうか?
このまま話は平行線を辿ります。もはや話し合いでは決着は付きそうにありませんが、このサイコパスを生かしておけばいずれ世界中が彼の操り人形となってしまいます。ここは力ずくで大人しくさせるしかないようです。
ファークライシリーズのラスボスを思わせるカルト感がありますね。
しかしサチノフが直接相手をする訳ではありません。前回はレフトだけでしたが、今度はレフトとライトの2人を同時に相手にします。最後の戦いが幕を開けます。
2対1はズルいぞ!あっ、チャールズがいるからこっちも一応2人か…。
ムービーが終わると双子は急に襲いかかってきました。そしてまさかのQTE(クイックタイムイベント)が始まります。完全に油断をしていた私は、当然のように失敗をしました。
そもそもムービーだと油断してコントローラーを持ってさえいなかったんですよ(笑)
これが最後のnomepです。
やり直しますが、来るとわかっているQTEほど簡単なものはありません。しかし、QTEは成功しているにも関わらず、空中に放り投げられたり飛行機のオブジェに潰されたりと、最後までP-3の扱いは荒いものです(笑)
これ成功してますよね!?(笑)
QTEが終わるとようやくボス戦です。飛行機のオブジェから這い出ると、そこには双子が揃って待ち構えていました。なんと2体同時に相手をすることになります。片方が地面で対峙し、もう片方は空中でバックアップをするようなスタンスです。
どちらがレフトでどちらがライトなのか…、攻撃すればわかりますね!
どちらかを最初に倒してしまい、1対1の構図にしようとしましたが、どうやら体力は共有しているようです。どちらか片方の体力が減ると、もう片方の体力を分け与えるようにして回復をしてしまいます。
空中にいる方は狙いにくいので、地面にいる方を攻撃していきました。相変わらず動きが機敏で狙いにくい!
体力は共有していますが、双子エネルギーはそれぞれ別に管理しています。つまり、片方だけを攻撃していると、もう片方のエネルギーが溜まってしまい強い攻撃がやってくるということです。
もう被弾覚悟で撃ち合いをするしかありませんね。(避けるのを諦めた人(笑))
これまでのボスと同じように体力が半分を切ると攻撃パターンも変化します。前回のレフト戦で倒した後に出されたレーザーを出してくるようになりますが、これは角度がついているので意外と避けやすいと思います。むしろ避けながらリロードや回復で体勢を立て直すことが出来ますね。
どうせこちらの攻撃は通りませんから。避けるのに専念しましょう。
ほぼパニック状態での弾幕プレイとなりましたが、一応双子を倒すことに成功しました。攻略が成功した鍵となったのは、豊富に持ってきたカラフの弾薬でしょう(笑)
約300発を撃ち込まれれば、どんな天才が作ったロボットもたまったものではありません。やっぱり実弾は正義ですね!(笑)
残されたのは戦闘能力が無いサチノフだけです。容赦なく彼の腹部に弾丸を撃ち込むP-3ですが、この期に及んでチャールズに騙されているんだと言うサチノフの言葉を、この後ちゃんと聞いておけばよかったと後悔することになります。
完全に負け惜しみかと思いましたが…
黒幕登場!これまでP-3を戦闘モードにしていたのはチャールズだった?
これがチャールズ(ザカロフ)の現在の姿。はぐれメタル!(笑)
チャールズはP-3を痺れされると手袋から出ていきました。そしてこれまでに起こったことの真相を語り始めます。チャールズはP-3を使って人類を滅亡させるという計画を密かに遂行していました。サチノフを悪者に仕立てたのも、自分と同じように天才であるサチノフが邪魔な存在だったからです。
今の人類を滅ぼし、新たな人類へと進化した自分が地球の支配者になると…。コイツが本物のサイコパスだー!(笑)
この部屋で唯一生き残ったのはチャールズだけです。後にこの部屋に突入した特殊部隊の報告によると、サチノフの死体は消失しており、おそらくチャールズが吸収してしまったと思われるそうです。
コレクティヴを手に入れたザカロフは人類を消すために動き出すのでしょうね。
ザカロフが何処へ行ったのか?それは何処にも語られていませんでした。次回作に期待?
そして肝心のP-3ですが、彼の意識はリンボの中にありました。そこには妻のカティアの意識もまだ残っていましたが、お互いに伸ばした手が触れ合うことはありませんでした。
姿はレフト・ライトのままですが…。
これでストーリーは終わりとなり、エンドロールが流れます。まさに衝撃のラストとなりました。あまりの衝撃に私はこのエンドロールを見ながらしばらく固まってしまうほどでした(笑)
そして数秒後の第一声「えぇー!バッドエンドじゃん!」(笑)
そしてそのままエンドロールが終わると、タイトル画面に戻りました。もしやと思い分岐点のことを調べてみましたが、どうやらそちらも即エンディングになるようです(実際に私は見ていません)
エンドロールで固まり、タイトル画面で再び固まりました(笑)
つまり、このゲームが言いたいことはサイコパスには関わらない方が良いということですね!(笑)
ということで、ちょっと思うところはありますがこれにて【アトミックハート】は完結となります。是非とも次回作ではハッピーエンドを見たいので、それに期待をしましょう。
次回はプレイ後の感想となります。
ではまた。